ゴールドが史上初2700ドル台、買われすぎ水準もファンダメンタルが支える【2024年10月21日】
2024年10月21日
Markets Analysis
目次
ファンダメンタル分析
- イスラエルがハマストップのシンワル氏暗殺、イランの影響力が大きくなる
- 中東情勢が収まらず、米大統領選も市場を揺さぶり
- ゴールドが史上初2700ドル台、安全資産需要が高まる
ゴールドテクニカル分析
ゴールドの日足チャートを分析する。ゴールドはボリンジャーバンドの+3σ線にタッチしている。ボリンジャーバンド+3σは、99.7%のローソク足が+3σ線以内で収まる線であり、+3σ線を上回ると反落する可能性が高まるラインとみなせる。
ゴールドは初の2700ドル台を達成し、ストップロス注文によって2720ドルに跳ね上がった。週明けは反落の動きが強まるだろう。これまでも新たな価格帯になるたびに調整期間が続いた。
中東情勢が収まりを見せず、米大統領選も混迷を極めている。ファンダメンタルによって、今後も押し目買いが続きそうだ。
デイトレード戦略(1時間足)
ゴールドの1時間足チャートを分析する。ゴールドは上昇チャネルを形成しており、上限ラインに張り付いている。反落する確率が高く、2700ドル台での買いポジションには慎重になりたいところ。10MAからも乖離しており、少なくとも、2700ドル前半までは下落する可能性がある。
デイトレード方針としては、押し目買い。深く指値を設定したい。2710ドルの10MA、チャネル下限ラインの2695ドル付近で押し目買いできればベストと考える。調整の動きがどこになるかが分からないが、押し目買いを中心にしたい。
ただし、日足を見ると、ボリンジャーバンドの+3σ線付近なので、短期であれば売りポジションも保有できるだろう。
サポート・レジスタンスライン
今後、考慮すべきサポート・レジスタンスラインは以下のとおり。
2740ドル・・フィボナッチエクスパンション100%
2700ドル・・ラウンドナンバー
市場センチメント
XAUUSD 売り:65% 買い:35%
本日の重要経済指標
経済指標やイベント | 日本時間 |
米景気先行指数 | 23:00 |
FOMCメンバー講演 | 翌2:00 |
Shu Fujiyasu Jr.(シュウ・フジヤス・ジュニア)
認定テクニカルアナリスト(CMTA)取得
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