ドル円は一時145円を上回る、利益確定売りで下落基調が強まる【2023年7月3日】
ファンダメンタル分析
米株価指数は上昇、利益確定売りが相次ぐも押し目買い意欲が強い
ドル円は145円を一時的に上回るも利益確定売りで144円前半まで下落
ナスダック市場は上半期に記録的な上昇、Aiブームが相場を押し上げる
米個人消費支出指数が鈍化、利上げ期待が若干緩和
ドル円テクニカル分析
ドル円は145円を一時的に上回り、145.07円まで上昇した。これはフィボナッチエクスパンションの161.8%に該当する価格であり、一般的にはトレンドの終了が近いとみなされる水準である。161.8%に到達した後、利益確定売りが強くなり、144.25円付近で現在は推移している。
為替介入リスクが意識されやすい水準であるため、上値が相当重たい。どこかで為替介入があると考えられており、145円突破には、為替介入リスクが和らがないと難しいのではないかと予想する。
デイトレード戦略(1時間足)
デイトレード方針は押し目買い。十分に引き付けて新規買いを仕掛けてみたい。具体的には143.85円付近を想定している。ドル高になっており、ファンダメンタルを考慮すると、円買いになる材料がほとんどない。為替介入リスクで円買いになっているのみで、テクニカルやファンダメンタルを考慮すると、買い戦略がいいのではないかと考える。
一目均衡表の雲下限でサポートされているが、雲を下抜けすれば、短期的な下落基調がスタートするのではないかと考えられる。
サポート・レジスタンスライン
今後、考慮すべきレジスタンスラインは以下のとおり。
144.90円・・主要レジスタンス
144.15円・・主要支持帯
【ドル円/1時間足】
市場センチメント
USDJPY 売り:67% 買い:33%
本日の重要経済指標
経済指標やイベント日本時間日銀短観8:50ISM製造業購買担当者景気指数23:00
※当記事内のトレードアドバイスは、ミルトンマーケッツからのものではなく、国際認定テクニカルアナリストShu Fujiyasu Jr.(シュウ・フジヤス・ジュニア)からの提供となります。
執筆者
Shu Fujiyasu Jr.(シュウ・フジヤス・ジュニア)
認定テクニカルアナリスト(CMTA)取得
国際認定テクニカルアナリスト(CFTe)取得
金融機関向けテクニカル分析レポート執筆者。自身も毎日FX・CFDトレードを実践しており、現役トレーダーによる実際の取引に役立つ情報を提供。事前に知っておきたい相場の流れ、注目の通貨ペア、意識されやすい価格帯、ファンダメンタルを詳細かつ簡潔に解説。
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リスク免責事項
本分析は教育目的のみであり、投資助言ではありません。外国為替およびCFD取引には大きなリスクが伴い、すべての投資家に適しているわけではありません。過去の実績は将来の結果を示すものではありません。
This analysis is for educational purposes only and does not constitute investment advice. Trading forex and CFDs involves significant risk and may not be suitable for all investors. Past performance is not indicative of future results.