ドル円は一時140円目前、日銀総裁はYCC修正観測をけん制【2023年7月20日】
ファンダメンタル分析
米株価指数は上昇継続、米経済指標の弱まりで利上げ観測後退
日銀総裁は過度なYCC修正観測を否定、全物価見通しが変わらなければ政策は不変と発言
ECB当局者が来週の利上げ確率は高いが、今後はデータ次第と発言
ドル円テクニカル分析
日銀総裁のYCC修正観測に関するコメントを受けて、ドル円は下降基調から上昇基調に転換した。139.10円がレジスタンスになっていたが、日銀総裁のコメントを受けて、円安ドル高が強まり、一時は140円が目前まで迫った。140円付近では利益確定が出たため反落したものの、これまでYCC修正観測を見込んで円高になっていたため、総裁のコメントでハシゴを外されたイメージである。
1時間足の24移動平均線が支持線として機能しており、141.40円付近が目標価格となりそうだ。
デイトレード戦略(1時間足)
デイトレード方針は、押し目買い。YCC修正観測が弱まったことで、円安基調が強くなりそうである。本日のピボットポイントに該当する139.40円付近で一度買ってみたい。ストップは139.15円付近。目標とするのは141.40円と予想する。141.40円より上値は堅い。141.40円になれば、反落する可能性が高いため、逆張りの売り注文をしても良さそうだ。
サポート・レジスタンスライン
今後、考慮すべきレジスタンスラインは以下のとおり。
141.40円・・主要な抵抗帯
139.40円・・ピボットポイント
139.15円・・レンジ相場上限
【ドル円/1時間足】
市場センチメント
USDJPY 売り:40% 買い:60%
本日の重要経済指標
経済指標やイベント日本時間豪雇用統計10:30米フィラデルフィア連銀製造業指数21:30米中古住宅販売件数21:30
※当記事内のトレードアドバイスは、ミルトンマーケッツからのものではなく、国際認定テクニカルアナリストShu Fujiyasu Jr.(シュウ・フジヤス・ジュニア)からの提供となります。
執筆者
Shu Fujiyasu Jr.(シュウ・フジヤス・ジュニア)
認定テクニカルアナリスト(CMTA)取得
国際認定テクニカルアナリスト(CFTe)取得
金融機関向けテクニカル分析レポート執筆者。自身も毎日FX・CFDトレードを実践しており、現役トレーダーによる実際の取引に役立つ情報を提供。事前に知っておきたい相場の流れ、注目の通貨ペア、意識されやすい価格帯、ファンダメンタルを詳細かつ簡潔に解説。
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リスク免責事項
本分析は教育目的のみであり、投資助言ではありません。外国為替およびCFD取引には大きなリスクが伴い、すべての投資家に適しているわけではありません。過去の実績は将来の結果を示すものではありません。
This analysis is for educational purposes only and does not constitute investment advice. Trading forex and CFDs involves significant risk and may not be suitable for all investors. Past performance is not indicative of future results.