ゴールドはもみ合い、米雇用統計で今後の金利動向の道筋ができるか【2023年8月4日】
ファンダメンタル分析
米雇用統計が本日発表予定、市場予想は20万人増加
米経済指標は弱い結果に終わる、ドル円は高値陰線を付けて下落
原油市場が大幅上昇、サウジアラビアが減産規模を拡大を示唆
ゴールドテクニカル分析
ゴールドの日足チャートを分析する。日足チャートを見ると、安値圏で出現する、逆ヘッド&ショルダーの形成途中のようにも分析できる。昨日は1932ドルが支持線となり、NY時間を含めて終始もみ合いで終値を迎えた。下降チャネルを描画することができるため、下落基調ではあるものの、1932ドルを割れるかどうかが焦点となりそうだ。
本日は雇用統計があり、雇用環境が依然として強ければ利上げ可能性も出てくるが、弱くなればゴールド価格の回復につながる可能性がある。
【ゴールド/日足】
デイトレード戦略(1時間足)
本日は雇用統計を控えているため、積極的には仕掛けにくい。本格的には雇用統計の結果を見てからとなる。1932ドル付近でもみ合いを続けているが、RSIを見ると、徐々に数値が上昇していることが確認できる。
ただし、注意したいのは下値に多くの買いポジションが積み重なってきており、ストップロスを狙いに突っ込み売りが発生する可能性がある。そうなれば、一時的に1920ドル付近まで急落する可能性がある。できるだけ引き付けて押し目買いをし、短期で売り抜ける方針。
サポート・レジスタンスライン
今後、考慮すべきレジスタンスラインは以下のとおり。
1932ドル・・主要な支持帯1921ドル・・主要な支持帯
【ゴールド/1時間足】
市場センチメント
XAUUSD 売り:22% 買い:78%
本日の重要経済指標
経済指標やイベント日本時間豪中央銀行金融政策発表10:30米雇用統計21:30カナダ雇用統計21:30
※当記事内のトレードアドバイスは、ミルトンマーケッツからのものではなく、国際認定テクニカルアナリストShu Fujiyasu Jr.(シュウ・フジヤス・ジュニア)からの提供となります。
執筆者
Shu Fujiyasu Jr.(シュウ・フジヤス・ジュニア)
認定テクニカルアナリスト(CMTA)取得
国際認定テクニカルアナリスト(CFTe)取得
金融機関向けテクニカル分析レポート執筆者。自身も毎日FX・CFDトレードを実践しており、現役トレーダーによる実際の取引に役立つ情報を提供。事前に知っておきたい相場の流れ、注目の通貨ペア、意識されやすい価格帯、ファンダメンタルを詳細かつ簡潔に解説。
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リスク免責事項
本分析は教育目的のみであり、投資助言ではありません。外国為替およびCFD取引には大きなリスクが伴い、すべての投資家に適しているわけではありません。過去の実績は将来の結果を示すものではありません。
This analysis is for educational purposes only and does not constitute investment advice. Trading forex and CFDs involves significant risk and may not be suitable for all investors. Past performance is not indicative of future results.