ドル円は150円に再接近、米CPIが2ヵ月連続で市場予想を上回る【2023年10月13日】
ファンダメンタル分析
中東リスク上昇、イスラエル軍がイラン主要空港を攻撃
米消費者物価指数コア指数が上昇、FRBは追加利上げをせざるを得ないか
ドル円はレンジ相場を上抜け150円を目指す展開
ドル円テクニカル分析
ドル円相場の日足チャートを分析する。現在、上昇チャネルの上限を目指し、150円の重要な心理的レベルを突破しようとする動きが見られる。次の焦点は2022年の最高値151.95円の更新か。米国では、インフレが収まらない中での高金利政策が続く。
追加利上げの副作用を懸念し、現状の高金利を維持する方針が見られる。もしインフレ率が上昇すれば、さらなる追加利上げの可能性も。ドル円において、円高要因は特に見られず、上昇基調が続くと予想されるが、市場の警戒感も忘れてはならないだろう。
【ドル円/日足】
デイトレード戦略(1時間足)
ドル円相場の1時間足チャートを分析する。149.50円を突破し、150円に3度目のアプローチを見せる。RSIは66近辺で、150円を超える動きに注目。追加利上げ観測が高まり、ファンダメンタルは上昇基調も、高金利の副作用を危惧する声も。エントリーには価格帯が高く、押し目を待ちたい状況。
デイトレード方針としては、押し目買い。エントリーは149.40円、決済を151.10円、ストップは141.00円と設定するのが適切か。今後は当局者の発言にも注目が必要だ。
サポート・レジスタンスライン
今後、考慮すべきレジスタンスラインは以下のとおり。
150.15円・・直近高値
148.925円・・意識されやすい安値
【ドル円/1時間足】
市場センチメント
USDJPY 売り:74% 買い:26%
本日の重要経済指標
経済指標やイベント日本時間米ミシガン大学消費者信頼感指数23:00
※当記事内のトレードアドバイスは、ミルトンマーケッツからのものではなく、国際認定テクニカルアナリストShu Fujiyasu Jr.(シュウ・フジヤス・ジュニア)からの提供となります。
執筆者
Shu Fujiyasu Jr.(シュウ・フジヤス・ジュニア)
認定テクニカルアナリスト(CMTA)取得
国際認定テクニカルアナリスト(CFTe)取得
金融機関向けテクニカル分析レポート執筆者。自身も毎日FX・CFDトレードを実践しており、現役トレーダーによる実際の取引に役立つ情報を提供。事前に知っておきたい相場の流れ、注目の通貨ペア、意識されやすい価格帯、ファンダメンタルを詳細かつ簡潔に解説。
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リスク免責事項
本分析は教育目的のみであり、投資助言ではありません。外国為替およびCFD取引には大きなリスクが伴い、すべての投資家に適しているわけではありません。過去の実績は将来の結果を示すものではありません。
This analysis is for educational purposes only and does not constitute investment advice. Trading forex and CFDs involves significant risk and may not be suitable for all investors. Past performance is not indicative of future results.