ドル円は上昇、米景気のソフトランディングに期待感【2023年11月16日】
ファンダメンタル分析
英消費者物価指数は予想を下回る、ポンドドルは小反落
米中首脳会談が開催、両国は軍事衝突を避けたい考えを示す
米小売売上高は予想ほど落ち込まず、ソフトランディングに期待感
ドル円テクニカル分析
ドル円相場の日足チャートを分析する。米生産者物価指数の減少にも関わらず、小売売上高が底堅いことから、年末商戦を控えた米国の消費意欲は堅調が予想される。また、来年の米利下げへの期待が高すぎるとの警戒感もある。
ドルの上昇は一服しているが、基本的なファンダメンタルは変わらず、円は引き続き最弱の状態にある。現在、ドル円は151.25円付近で推移し、MACDのヒストグラムはやや上向きになっている。一目均衡表では基準線を割ることなく上昇傾向を示している。
本日形成されるローソク足によって、相場の方向感に勢いがつく可能性がある。今後は151.78円を超えるかどうかが重要なポイントとなるだろう。
【ドル円/日足】
デイトレード戦略(1時間足)
ドル円相場の1時間足チャートを分析する。150.22円を底値にダブルボトムの形状が形成されており、150円より下の値は非常に堅い。これを下回るためにはかなりのエネルギーが必要となる。
現在、市場センチメントでは売りポジションが74%と高く、これによりストップロス狙いの急激な上昇が生じる可能性がある。ただし、為替介入の可能性も完全には否定できない。
デイトレード戦略としては、150.89円での押し目買いを考え、目標利益は151.70円、損切りラインは150.10円に設定すると良さそうだ。
サポート・レジスタンスライン
今後、考慮すべきサポートラインは以下のとおり。
150.22円・・主要な支持帯
【ドル円/1時間足】
市場センチメント
USDJPY 売り:74% 買い:26%
本日の重要経済指標
経済指標やイベント日本時間豪雇用統計9:30米フィラデルフィア連銀製造業景気指数22:30
Shu Fujiyasu Jr.(シュウ・フジヤス・ジュニア)
認定テクニカルアナリスト(CMTA)取得
国際認定テクニカルアナリスト(CFTe)取得
金融機関向けテクニカル分析レポート執筆者。自身も毎日FX・CFDトレードを実践しており、現役トレーダーによる実際の取引に役立つ情報を提供。事前に知っておきたい相場の流れ、注目の通貨ペア、意識されやすい価格帯、ファンダメンタルを詳細かつ簡潔に解説。
.flex_ma_box{
width:100%;
display:flex;
position: relative;
margin-top:50px;
}
.flex_ma_box h4 {
margin-bottom:20px;
margin-left: 20px;
margin-top:0px;
}
.wd_size{width:19%;}
.flex_ma_box::before{
content: "";
position: absolute;
top:97%;
bottom: 0;
left: 0;
margin: auto;
display: block;
width: 100%;
height: 1px;
border-bottom:0.6px solid #E93223;
z-index: 10;}
.flex_ma_box .img{
position: absolute;
width:100%;
top:0;
left:0;
max-width: 180px;
z-index:15;
}
.text-s{font-size:12px;
margin-left:20px;
padding-bottom:30px;
}
.text-m{font-size:18px;
padding-top:15px;
}
.text-m02{font-size:16px;
padding-top:55px;
}
@media screen and (max-width: 972px){
.flex_ma_box h4{margin-top: 0px;
margin-bottom:0px;}
.wd_size{width:46%;}
.text-s{font-size:10px;
margin-left:20px;
margin-bottom:0px;
padding-top:15px;
padding-bottom:0;
}
.text-m{font-size:14px;
margin-top: 0px;
}
.text-m02{font-size:14px;
padding-top:27px;
}
.flex_ma_box .img {
width: 35%;
max-width: 130px;
}
}
リスク免責事項
本分析は教育目的のみであり、投資助言ではありません。外国為替およびCFD取引には大きなリスクが伴い、すべての投資家に適しているわけではありません。過去の実績は将来の結果を示すものではありません。
This analysis is for educational purposes only and does not constitute investment advice. Trading forex and CFDs involves significant risk and may not be suitable for all investors. Past performance is not indicative of future results.