ドル円は上昇、米ドル高が根強く影響【2024年1月4日】
ファンダメンタル分析
米FOMC議事要旨で2024年中の利下げ方針が示唆
米求人数は減少し製造業活動は縮小、米景気が冷え込み
ドル円は一時143.70円に到達も、240日移動平均線の壁がある
ドル円テクニカル分析
ドル円相場の日足チャートを分析する。下降トレンドラインを上抜けた状況が確認され、240日移動平均線が抵抗線として機能している。2024年は米ドル高で幕を開け、ドル安に対する期待を裏切る展開が見られた。
143.50円は今後の動きに影響を与える重要な焦点であり、このレベルを上抜けできるかどうかが注目される。2024年に示唆された利下げ方針にもかかわらず、ドル安方向への動きは限定的である。
RSIは42付近で推移しており、50を超えることができるかが焦点となりそうだ。
【ドル円/日足】
デイトレード戦略(1時間足)
ドル円相場の1時間足チャートを分析する。上昇基調が続いており、143.70円まで上昇したが、このレベルより上値は堅い状況が見られる。日足の重要な抵抗線を前に利益確定のための反落が観測されている。
RSIは70に達した後、58まで下落し、RSIに描画されたトレンドラインが下方へブレイクアウトしているため、240移動平均線までの下落も考えられる。現時点ではドルが弱くなっているものの、円も同様に弱くなっている。短期的には買いでの反発を狙ってみたい。
デイトレード方針は、142.30円での押し目買いを考え、142.85円での決済と141.75円でのストップロスを設定する。
サポート・レジスタンスライン
今後、考慮すべきサポート・レジスタンスラインは以下のとおり。
143.70円・・直近の高値
【ドル円/1時間足】
市場センチメント
USDJPY 売り:59% 買い:41%
本日の重要経済指標
経済指標やイベント日本時間ドイツ消費者物価指数22:00米ADP雇用統計22:15米失業保険申請件数22:30原油在庫量深夜0時
Shu Fujiyasu Jr.(シュウ・フジヤス・ジュニア)
認定テクニカルアナリスト(CMTA)取得
国際認定テクニカルアナリスト(CFTe)取得
金融機関向けテクニカル分析レポート執筆者。自身も毎日FX・CFDトレードを実践しており、現役トレーダーによる実際の取引に役立つ情報を提供。事前に知っておきたい相場の流れ、注目の通貨ペア、意識されやすい価格帯、ファンダメンタルを詳細かつ簡潔に解説。
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