ドル円は円安、サプライズで高市氏が新総裁に

ファンダメンタル分析

• 日経平均株価はご祝儀相場で急騰、一時1800円以上値上がり

• ドル円は大きな窓を開けて急騰、円安・株高

• 米政府機関閉鎖は解決せず、影響が徐々に広がる

円安・株高の「高市相場」

自民党総裁選で高市氏が総裁になった。市場は小泉氏が優勢と判断し織り込みをしていたため、サプライズと受け止められた。高市氏は景気刺激策を重視しており、利上げには否定的、積極財政を推進するハト派だ。

利上げ消極派であるため円が売られやすくなり円安が加速、さらに積極財政派であるため株高につながる。週明けのドル円相場は150円が目前に迫っている状況だ。日経平均株価も一時1800円超えの上昇となっている。

ドル円の注目ポイントは149.95円の高値を上抜けできるかどうかだろう。150円付近に大きな売り指値もあると予想され、ストップロスを巻きこんで150円半ばまで上昇する可能性がある。

【ドル円／日足】

プロのドル円デイトレード戦略

8月1日以来の150円台到達が目の前となっている。1時間足ではRSIが80を上回っているため、どこかで調整の動きがあるだろう。高市氏が総裁になったため、ドル円は買い戦略で臨みたい。

急騰しているため、できるだけ押し目を狙いたい。具体的には148.65円、148.25円付近。

もしくはストップロスを巻き込んで上昇したあとの利益確定売りの動きを狙う戦略。

150.85円付近での売り指値ができるだろうか。151円台を上抜けたらストップロスとする。

【ドル円／1時間足】

本日の重要経済指標