ドル円は146円台、米国株が今年最大の大幅安【2025年3月11日】
ファンダメンタル分析
米国株の下落が激しい、米景気後退懸念が強まる
恐怖指数は昨年8月以来の24に上昇
ドル円テクニカル分析
ドル円の日足チャートを分析する。ドル円は安値更新を継続しており、146円台に下落。下落の勢いは止まっていない。背景には米国の景気後退懸念が現実味を帯びていることが挙げられる。
米国株は今年最大の下落を記録し、テスラは15%の下落。ダウ平均株価、S&P500、ナスダックが全て200日移動平均線を割り込んだ。長期投資家も含め、意識する水準であり、投げ売りも多発する可能性がある。
中国と米国の同時株安となれば、世界経済に与える影響は大きい。ドル円はさらに下値を探る動きが加速しそうだ。
【ドル円/日足】
デイトレード戦略(1時間足)
ドル円の1時間足チャートを分析する。ドル円は下落チャネルを形成しており、緩やかではあるが確実に高値を切り下げている。日経平均株価や米株の下落、日本の長期金利上昇を考慮すると、円高方向は続きそうだ。
デイトレード方針は売り。ボラティリティが大きいため、148.30円付近で戻り売りをしたい。145円で決済。149円まで戻ることがあれば、一度ストップとする。
【ドル円/1時間足】
サポート・レジスタンスライン
今後、考慮すべきサポート・レジスタンスラインは以下のとおり。
148.20円・・フィボナッチレベル146.63円・・直近安値
市場センチメント
USDJPY 売り:45% 買い:55%
本日の重要経済指標
経済指標やイベント日本時間日本家計消費・消費支出8:30日本GDP8:50米JOLTS求職23:00
Shu Fujiyasu Jr.(シュウ・フジヤス・ジュニア)
認定テクニカルアナリスト(CMTA)取得
国際認定テクニカルアナリスト(CFTe)取得
FXや先物取引の第一線で20年以上の経験を持つ現役トレーダー。ファイナンシャルプランナーの資格保有者。電話取引の時代から取引を実践し、最近では裁量トレードから自動売買まで、幅広い手法で相場に挑み続ける。MAMトレーダーとしても実績を積み、投資家の資金を預かり運用。金融機関向けに記事を執筆するなど、トレードの枠を超えて活躍。長年培ってきた経験と独自の視点で相場を分析し、投資家の頼れるパートナーとして、時代の変化に柔軟に適応しながら、共に成長していくことを目指す。
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