米中貿易戦争が激化、午後に全世界への関税が発動【2025年4月9日】
ファンダメンタル分析
日本時間9日午後1時に全世界に対し関税適用
中国は取引に応じる姿勢を見せず、104%の関税が適用
ドル円テクニカル分析
ドル円は円高方向で推移している。非常にボラティリティが大きい日が連続しており、落ち着きがない。日足のRSIを見ると、39で推移しており、148円台まで戻ったことで数値が50近くにまで戻り、再び下落する可能性が高くなっている。
直近安値を更新するかどうかがポイントとなる。本日は関税が全世界に対し適用され、中国に対しては104%と「常軌を逸した関税率」が適用となる。ただ、日本株はそこまで強烈には反応していない。
日本向け関税の24%が適用されれば、やはり140円台が視野に入るのではないだろうか。静観したい。
【ドル円/日足】
デイトレード戦略(1時間足)
1時間足だが、基本的には戻り売り。米中貿易戦争が激化すれば、ドル安となり、リスクオフの流れも手伝って円高になると考える。ただ、米国からの材料出尽くしとなるため、クラッシュがあれば、大幅反発する可能性もある。予想が難しい。
関税が本当に適用されるか、午後の動きを見てから超短期トレードで本日は臨みたい。
【ドル円/1時間足】
サポート・レジスタンスライン
今後、考慮すべきサポート・レジスタンスラインは以下のとおり。
144.65円 直近安値付近
139.56円 過去の安値
市場センチメント
USDJPY 売り:53% 買い:47%
本日の重要経済指標
経済指標やイベント日本時間豪建築許可件数10:30米原油在庫量23:30FOMC議事要旨翌3:00
Shu Fujiyasu Jr.(シュウ・フジヤス・ジュニア)
認定テクニカルアナリスト(CMTA)取得
国際認定テクニカルアナリスト(CFTe)取得
FXや先物取引の第一線で20年以上の経験を持つ現役トレーダー。ファイナンシャルプランナーの資格保有者。電話取引の時代から取引を実践し、最近では裁量トレードから自動売買まで、幅広い手法で相場に挑み続ける。MAMトレーダーとしても実績を積み、投資家の資金を預かり運用。金融機関向けに記事を執筆するなど、トレードの枠を超えて活躍。長年培ってきた経験と独自の視点で相場を分析し、投資家の頼れるパートナーとして、時代の変化に柔軟に適応しながら、共に成長していくことを目指す。
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