ドル円は静かな相場、地政学リスクの高まりで市場は動かず【2025年6月20日】
ファンダメンタル分析
トランプ大統領はイランに対する対応を2週間以内に決定と発表
緊張状態が続く中東情勢の地政学リスクに注目
ドル円テクニカル分析
ドル円は緩やかな上昇基調を保っているが、静かな相場だ。中東紛争に米国が加勢するかどうかが最大の注目点であり、予想がつかない。加勢となれば、市場にとってはネガティブと捉えかねられず、円高が急速に進む可能性がある。ドル売りが加速し、多くの金融市場に影響するだろう。
ドル円は上昇と下落を繰り返しており、予想がつかない。ただ、日銀の発表を受けて、大きな目線で考えると、多少は円安方向といったところか。RSIも54となっている。
ADXは全指標が下向きとなっており、方向感がないことを示唆する。
ドル円/日足
デイトレード戦略(1時間足)
1時間足で見ると、短期的には売り圧力が強くなっているようだ。RSIは46となっており、50を下回っている。売り圧力がやや優勢だ。ボリンジャーバンドの-2σ線で反発しているものの、145円を割り込めば、ストップロスを巻き込み144円前半までの下落も考えられる。
リスクオフを考えて、デイトレード方針は戻り売りとしたい。ストップは145.75円、決済は144.50円とする。
ドル円/1時間足
サポート・レジスタンスライン
今後、考慮すべきサポート・レジスタンスラインは以下のとおり。
145.75円・・直近抵抗線
144.50円・・主要支持線
市場センチメント
USDJPY 売り:31% 買い:69%
本日の重要経済指標
| 経済指標やイベント | 予定時刻 |
| --- | --- |日本・全国消費者物価指数(CPI)08:30英小売売上高15:00米フィラデルフィア連銀景況指数21:30米景気先行指標総合指数23:00
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