ドル円はブレイクアウトに注目、関税上乗せ期限が迫る【2025年6月30日】
ファンダメンタル分析
トランプ大統領は日米自動車貿易に不満を表明、延期の必要なしとの考え示唆
米国とカナダの貿易打ち切り、新たな関税の警告
ドル円テクニカル分析
ドル円の日足チャートを分析すると、高値もわずかながら切り下がっており、上昇トレンドラインに接近している。地政学リスクが一服し、7月9日に期限を迎える上乗せ関税の行方に市場の関心は傾いているようだ。
ゴトー日の仲値取引では144.75円付近まで上昇したが、お昼過ぎには144.15円付近で推移。やや円高になっている。本日は上昇トレンドラインを下方向へブレイクアウトするかどうかが注目ポイント。
今週は米雇用統計もあるため、慎重に取引したい。
【ドル円/日足】
デイトレード戦略(1時間足)
1時間足を分析すると、ボックスを形成している。144.15円~144.75円のボックスを形成しており、今後のブレイクアウトに注目だ。下方向へブレイクアウトすれば、143.95円付近のトレンドライン、143.79円の61.8%のフィボナッチレベルが強い支持線として機能すると予想できる。
フラクタルが多数出現している価格帯は、それだけ強い圧力があることを示唆する。
デイトレード方針は、逆張りで143.80円で買い指値、144.15円で決済、143.45円でストップ。逆張りで144.85円で売り指値、144.15円で決済、145.25円でストップ。2つの指値を設定し、相場の動きを待ちたい。
【ドル円/1時間足】
サポート・レジスタンスライン
今後、考慮すべきサポート・レジスタンスラインは以下のとおり。
144.75円・・本日の仲値高値
143.77円・・フィボナッチレベル
市場センチメント
USDJPY 売り:46% 買い:54%
本日の重要経済指標
| 経済指標やイベント | 予定時刻 |
| --- | --- |英GDP15:00ドイツCPI21:00ユーロ・ECBラガルド総裁発言翌4:00
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