米政権は日本へ25%の関税通告、ドル円は円安で反応【2025年7月8日】
ファンダメンタル分析
米政権は日本へ25%の関税通告
適用時期は8月1日、3週間の猶予
ドル円は円安で反応、日経平均株価は上昇
ドル円テクニカル分析
ドル円の日足チャートを分析する。ドル円は146円台に上昇。米トランプ政権は日本に対し25%の関税を通告したと発表した。日本から米国へ輸出する製品に対し25%の関税がかかることになり、日本企業にとっては大きな打撃となる。
発表直後は円安で反応し、144円前半から146円まで円安が進行した。しかし、日足チャートを分析すると、レンジ相場は抜け出しておらず、上昇基調が続くかどうかは分からない。
ボリンジャーバンドを見ると、ボリンジャーバンドの+1σ線が支持線となっており、今後バンドウォークが発生する可能性も考えられる。
【ドル円/日足】
デイトレード戦略(1時間足)
1時間足チャートを分析すると、関税発表を受けて円売りが進み、146円まで上昇。146.35円付近になると上昇が一服したようだ。RSIは一時87まで上昇していたが、現在は66まで下落している。70を下回ったことで、調整の動きが強くなりそうだ。
一度145円半ばまで下落する可能性も考えられる。特にRSIでは「第二の天井」と呼ばれる「フェールアウトポイント」が出現しており、反落している。RSIが50まで下落する可能性がある。
関税発動の発表があったことで山場は通り過ぎたか。145.25円付近で押し目買いをしてみたい。
【ドル円/1時間足】
サポート・レジスタンスライン
今後、考慮すべきサポート・レジスタンスラインは以下のとおり。
145.50円・・ボリンジャーバンドの下限ライン
市場センチメント
USDJPY 売り:70% 買い:30%
本日の重要経済指標
| 経済指標やイベント | 予定時刻 |
| --- | --- |豪・中銀政策金利13:30
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