ゴールドはブレイクアウト直前!どんな動きになるか予想してみる【2025年7月18日】
ゴールドの環境認識(スイングトレード戦略)
本日のゴールドの環境認識をしてみよう。
環境認識のポイントはこちら
ドルインデックスは2週続伸、ドル高相場が継続中
下落トレンドラインを形成中
過去数週間のボラティリティが急低下
週足チャートを見ると、2023年10月ごろから一貫して上昇していたゴールド相場だが、3500ドルを高値として上昇基調が一服している。凄まじい勢いで上昇してきており、週足単位では大きな調整がほとんど見られなかった。
しかし、最近のゴールドはボラティリティが急低下しており、高値切り下がり・安値切り上がりのトライアングルを形成している。
日足のアリゲーター(日本語:ワニ)を見ると、口が閉じており、”ワニが眠った”状態だ。眠ったワニがお腹を空かせたら口を大きく開けるように、相場も今後大きく動く可能性を秘めている。
上方向にブレイクアウトすれば、3500ドルが目安となるだろう。下方向へブレイクアウトすれば、3250ドル付近が目安となりそうだ。
【ゴールド/日足】
デイトレード戦略(1時間足)
ゴールドはトレンドラインに上値を抑えられて、下落基調になっている。トレンドライン近くに接近すると、フラクタルが出現する。つまり、過去に意識されて反落したことを意味する。緩やかな下落基調ではあるものの、押し目買いも強く、なかなか大きなトレンドとなっていない。
デイトレード戦略としては、3300ドル付近で買い指値を設定したい。トレンドラインを明確に上方向にブレイクアウトすれば、トレンド発生の方向についていきたい。
明確なファンダメンタルが少なく、ゴールドの方向を模索する動きが続きそうだ。テクニカル面でブレイクアウトに注目して、まずは静観したい。
【ゴールド/1時間足】
本日の重要経済指標
| 経済指標やイベント | 予定時刻 |
| --- | --- |日本・消費者物価指数(CPI)8:30米・住宅着工件数21:30米・ミシガン大学消費者信頼感指数23:00
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