ドル円は再び145円にトライ、日銀短観は7期ぶりに改善【2023年7月4日】

2023年7月4日

Markets Analysis

ファンダメンタル分析

  • 日経平均が堅調に上昇、日銀短観の大手企業景況感が改善
  • 米株式市場は上昇、本日は独立記念日で株式市場休場
  • 円が若干強くなっておりドル安、143円台では押し目買いが入りやすい
  • 豪政策金利に注目、市場予想では0.25%の利上げ

ドル円テクニカル分析

ドル円は145円にトライしたが、再度失敗。145円を目前にして反落し、144.60円付近で推移している。米雇用統計を前にして、慎重姿勢が強まっており、積極的な買いを仕掛けるトレーダーも少ないようだ。

本日は米株式市場が独立記念日で休場のため、取引量も少なくなると想定される。そのため、レンジ取引で終わるのではないだろうか。基本レンジは144.15円~144.90円を予想する。

デイトレード戦略(1時間足)

ドル円のデイトレード方針は押し目買い。今週は米雇用統計を含む重要指標の発表が週の後半に控えていることもあり、本日はレンジ取引になるのではないかと考える。ドル円の1時間足を分析すると、143円台では強い買い注文が入り、長いヒゲが出現している。1段階目では143.90円付近、2段階目はフィボナッチレベルとなっている143.60円付近で短期の買いを仕掛けてみたい。

サポート・レジスタンスライン

今後、考慮すべきレジスタンスラインは以下のとおり。

144.48円・・ピボットポイント

144.15円・・主要支持帯

【ドル円/1時間足】

市場センチメント

USDJPY 売り:73% 買い:27%

本日の重要経済指標

経済指標やイベント日本時間
米株式相場休場
豪政策金利発表13:30

※当記事内のトレードアドバイスは、ミルトンマーケッツからのものではなく、国際認定テクニカルアナリストShu Fujiyasu Jr.(シュウ・フジヤス・ジュニア)からの提供となります。

執筆者

Shu Fujiyasu Jr.(シュウ・フジヤス・ジュニア)

認定テクニカルアナリスト(CMTA)取得
国際認定テクニカルアナリスト(CFTe)取得

金融機関向けテクニカル分析レポート執筆者。自身も毎日FX・CFDトレードを実践しており、現役トレーダーによる実際の取引に役立つ情報を提供。事前に知っておきたい相場の流れ、注目の通貨ペア、意識されやすい価格帯、ファンダメンタルを詳細かつ簡潔に解説。