ファンダメンタル分析

• 昨日は独立記念日で米株式市場は休場で取引なし
• 為替市場もボラティリティが低下し材料待ち相場
• ゴールドは米経済指標の鈍化と割安感で押し目買い
• ドル円は144.50円付近で推移、ドル買いと円買いが同時に発生

ゴールドテクニカル分析

ゴールドの1時間足チャートを分析すると、長期移動平均線（2週間の移動平均）を短期移動平均線（1日の移動平均）が上回るゴールデンクロスが発生している。また、価格も24移動平均線に支えられながら上昇を継続している。

1931ドルは大きな抵抗帯であり、過去に2回ほど反落している価格帯である。ただ、直近の2回と異なるのはゴールデンクロスの発生有無。過去2回は短期移動平均線が長期移動平均線より下にあり、戻り売りの絶好ポイントとなった形だ。

今回は、ゴールデンクロスが発生しており、RSIも55となっているため、1931ドルにトライすればブレイクアウトする可能性が以前より高くなっていると考える。

デイトレード戦略（1時間足）

デイトレード方針は十分に引き付けて戻り売り。ドル売り方向へのポジション保有は不安が残るため、ブレイクアウトして買われすぎ水準になったところを狙って短期売りを仕掛けてみたい。具体的には1940ドル、1946ドルでの売りエントリーを検討する。米FOMC議事要旨の発表があるため、発表前にはポジション決済する方針。

サポート・レジスタンスライン

今後、考慮すべきレジスタンスラインは以下のとおり。

1931ドル・・主要抵抗線

1925ドル・・ピボットポイント

市場センチメント

XAUUSD　売り：62％　買い：38％

本日の重要経済指標

※当記事内のトレードアドバイスは、ミルトンマーケッツからのものではなく、国際認定テクニカルアナリストShu Fujiyasu Jr.（シュウ・フジヤス・ジュニア）からの提供となります。

執筆者

Shu Fujiyasu Jr.（シュウ・フジヤス・ジュニア）

認定テクニカルアナリスト（CMTA）取得
国際認定テクニカルアナリスト（CFTe）取得