ドル円は150円台に回復、米10年債利回りの上昇が要因【2023年11月7日】
2023年11月7日
Markets Analysis
目次
ファンダメンタル分析
- 米10年債利回り上昇、ドル円は150円台を回復
- 市場は2024年に4回程度の利下げを見込む
- ドル円は一目均衡表の基準線で反発、転換線を再び超えるかに注目
ドル円テクニカル分析
ドル円の日足チャートを分析する。上昇チャネル内で推移しており、勢いは弱まっているものの、下がれば押し目買いが入るというのを繰り返している。24MAが支持線として機能しており、再び終値で24MAを上回った。
今後の展開を見通すのは難しいが、日銀政策が変更されない限り円安圧力は続きそうである。150.22円、151.70円が今後の上値目標となりそうだ。
デイトレード戦略(1時間足)
ドル円の1時間足チャートを分析する。240移動平均線が上値に控えており、やや上値が重たくなっている。RSIは54となっており、再び上昇基調へ転換となっている。為替相場ではドル高となっており、円安圧力が強まっている。
150.22円を超えるかどうかに本日は注目したい。150.22円を超えたら、151.770円の直近高値を目指して上昇する可能性がある。
デイトレード方針は押し目買い。エントリーは149.85円、決済は150.50円、ストップロスは149.50円とする。
サポート・レジスタンスライン
今後、考慮すべきレジスタンスラインは以下のとおり。
150.22円・・主要なレジスタンスライン
市場センチメント
USDJPY 売り:65% 買い:35%
本日の重要経済指標
経済指標やイベント | 日本時間 |
豪政策金利 | 12:30 |
執筆者
Shu Fujiyasu Jr.(シュウ・フジヤス・ジュニア)
認定テクニカルアナリスト(CMTA)取得
国際認定テクニカルアナリスト(CFTe)取得
金融機関向けテクニカル分析レポート執筆者。自身も毎日FX・CFDトレードを実践しており、現役トレーダーによる実際の取引に役立つ情報を提供。事前に知っておきたい相場の流れ、注目の通貨ペア、意識されやすい価格帯、ファンダメンタルを詳細かつ簡潔に解説。