ゴールドは上昇、米消費者物価指数は市場予想を下回る【2023年11月15日】

2023年11月15日

Markets Analysis

ファンダメンタル分析

  • 米消費者物価指数は市場予想を下回る、利上げサイクル終了の見方が強まる
  • 来年以降の米利下げ期待、米株価は大幅高・ドル売りが強まる
  • ゴールドは金利低下観測で大幅高、240MAでの反発

ゴールドテクニカル分析

ゴールド相場の日足チャートを分析する。米消費者物価指数が市場予想を下回ったことから、マーケットは利上げサイクルの終了と来年の利下げを見込んでいる。この結果、米株価指数が大幅に上昇し、金利低下が見込まれる中でゴールドに買いが入っている。

ゴールドは240日移動平均線で反発し、一目均衡表の転換線が抵抗線として作用している。フィボナッチエクスパンションに基づくと、上値の最終目標価格は2052ドルとなる。

一方、直近の上値目標は1985ドルと予想される。市場の金利低下予想が続く限り、ゴールドの上昇傾向は維持される見込みだ。

【ゴールド/日足】

デイトレード戦略(1時間足)

ゴールド相場の1時間足チャートを分析する。240移動平均線が下向きの大きなカーブを描いており、現在価格がこの移動平均線に達して反落の兆しを見せている。

利下げムードが継続するならば、ファンダメンタルズによりゴールドは支持されやすいが、240MAを上回ることができるかが今後の焦点である。RSIが70付近に達していることから、一定の下落調整が入る可能性がある。

デイトレードの戦略としては、1950ドルでの押し目買い、決済価格を1975ドル、ストップロスを1940ドルに設定する。

サポート・レジスタンスライン

今後、考慮すべきレジスタンスラインは以下のとおり。

2052ドル・・主要な抵抗線

1985ドル・・直近の主要抵抗線

【ゴールド/1時間足】

市場センチメント

XAUUSD 売り:65% 買い:35%

本日の重要経済指標

経済指標やイベント日本時間
日本GDP8:50
英消費者物価指数(予想4.8%)16:00
米コア小売売上高22:30
米生産者物価指数22:30
米原油在庫量翌0:30

Shu Fujiyasu Jr.(シュウ・フジヤス・ジュニア)

認定テクニカルアナリスト(CMTA)取得
国際認定テクニカルアナリスト(CFTe)取得

金融機関向けテクニカル分析レポート執筆者。自身も毎日FX・CFDトレードを実践しており、現役トレーダーによる実際の取引に役立つ情報を提供。事前に知っておきたい相場の流れ、注目の通貨ペア、意識されやすい価格帯、ファンダメンタルを詳細かつ簡潔に解説。