ドル円は小幅値動き、各国はクリスマス休暇で取引量減少【2023年12月26日】
2023年12月26日
Markets Analysis
目次
ファンダメンタル分析
- クリスマス休暇のため取引量減少、多くの国が祝日で動意薄
- ドル円は142.30円付近で推移、140.95円が直近安値
- 世界は金利低下に向かうか、2024年は円高圧力が強まる見通し
ドル円テクニカル分析
ドル円相場の日足チャートを分析すると、200日移動平均線を割り込んだ後のリターンムーブで200日移動平均線に戻ったことが確認できる。200日移動平均線が抵抗線として機能し、一目均衡表の転換線を割って下落している様子が見える。これは円高圧力が強まっていることを示す。
今後の焦点は140.95円を割るかどうかにあり、RSIは37と下落基調を示す水準にある。2024年1月は140円付近での攻防が予想される。
デイトレード戦略(4時間足)
4時間足のドル円チャートを分析すると、一目均衡表の転換線に沿った下落が確認され、下降トレンドラインが形成されている。また、遅行線がローソク足を下回る動きが見られ、下落方向が鮮明になっている。
RSIは43と方向感が不明瞭だが、50を上回らない限り、下目線でのトレードを意識したい。ただし、主要国が祝日であるため、デイトレードは難しい状況。143.50円まで回復すると、反落を狙った取引が可能になるかもしれない。
サポート・レジスタンスライン
今後、考慮すべきサポート・レジスタンスラインは以下のとおり。
140.95円・・直近安値
市場センチメント
USDJPY 売り:47% 買い:53%
本日の重要経済指標
経済指標やイベント | 日本時間 |
英・独・豪・カナダ・NZ祝日 | – |
日本失業率 | 8:30 |
日銀コアCPI | 14:00 |
Shu Fujiyasu Jr.(シュウ・フジヤス・ジュニア)
認定テクニカルアナリスト(CMTA)取得
国際認定テクニカルアナリスト(CFTe)取得
金融機関向けテクニカル分析レポート執筆者。自身も毎日FX・CFDトレードを実践しており、現役トレーダーによる実際の取引に役立つ情報を提供。事前に知っておきたい相場の流れ、注目の通貨ペア、意識されやすい価格帯、ファンダメンタルを詳細かつ簡潔に解説。