ドル円は堅調に上昇、145円を上回る【2024年1月16日】

2024年1月16日

Markets Analysis

ファンダメンタル分析

  • 日経平均株価は8連騰中、新NISA運用開始で投資資金が増加
  • ドル円は145円を上回って上昇、日経平均に連動して円安に
  • 直近上値は145.50円付近、フィボナッチが意識される

ドル円テクニカル分析

ドル円相場の日足チャートを分析する。フィボナッチリトレースメントの38.2%で反発し、50%価格帯の146.00円付近へ再び上値トライをしている。この50%価格帯は強い抵抗帯であり、上回れば146円台~148円台での推移が見込まれる。RSIは51で上昇圧力が強まっていることが分かる。

また、240日移動平均線で反応しており、200日移動平均線が145.25円付近で推移し攻防が続いている。日経平均株価の強さとドル高の状況から、円安基調が続くことが予想される。

【ドル円/日足】

デイトレード戦略(1時間足)

ドル円相場の1時間足チャートを分析する。上昇トレンドラインを描画すると、過去2回反応しており、直近の動きも反発を示している。現在は上昇基調を維持し、145.48円を目指して上昇中。この145.48円を上抜けすれば、146円が次の抵抗線となり、急騰する可能性がある。

トレンドラインを下回る動きが見られても、200移動平均線が下支えとなり、何らかの反発が予想される。買われすぎたところでの逆張り戦略を考え、エントリーは146.18円、決済は145.65円、ストップは146.50円を想定する。

サポート・レジスタンスライン

今後、考慮すべきサポート・レジスタンスラインは以下のとおり。

146.24円・・主要な抵抗線

145.48円・・主要な抵抗線

【ドル円/1時間足】

市場センチメント

USDJPY 売り:64% 買い:36%

本日の重要経済指標

経済指標やイベント日本時間
英雇用統計16:00
独消費者物価指数16:00
カナダ消費者物価指数22:30

Shu Fujiyasu Jr.(シュウ・フジヤス・ジュニア)

認定テクニカルアナリスト(CMTA)取得
国際認定テクニカルアナリスト(CFTe)取得

金融機関向けテクニカル分析レポート執筆者。自身も毎日FX・CFDトレードを実践しており、現役トレーダーによる実際の取引に役立つ情報を提供。事前に知っておきたい相場の流れ、注目の通貨ペア、意識されやすい価格帯、ファンダメンタルを詳細かつ簡潔に解説。

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