ドル円は短期的に上昇も戻り売りが意識される相場【2025年3月24日】
2025年3月24日
Markets Analysis
目次
ファンダメンタル分析
- 米関税政策の行方を市場は見極めたいが不透明
- トランプ相互関税で一部地域や国を除外するとの報道もあり
ドル円テクニカル分析
ドル円の日足チャートを分析する。ドル円は基準線・転換線を上回り、下落トレンドラインにぶつかっている。トレンドラインで反落するかどうかに注目が集まっている。トレンドラインを上抜けして、トレンドラインが支持線となっていることを確認するまでは、下目線を維持したい。
RSIが50になっており、戻り売りが強まるタイミングでもある。トランプ関税や発言に右往左往しており、警戒は必要だ。

デイトレード戦略(1時間足)
ドル円の1時間足チャートを分析する。149.66円の直近高値に接近しており、更新すれば150円にトライする可能性もある。重要な日足トレンドラインがあるため、戻り売りが意識されやすい局面。無理な買いトレードは控えたい。
デイトレード方針は149.90円で戻り売りを狙った売りエントリー、149.25円で決済、150.15円でストップとする。

サポート・レジスタンスライン
今後、考慮すべきサポート・レジスタンスラインは以下のとおり。
149.90円・・トレンドライン
149.25円・・雲上限
市場センチメント
USDJPY 売り:60% 買い:68%
本日の重要経済指標
経済指標やイベント | 日本時間 |
Nikkeiサービス業PMI | 9:30 |
EU製造業購買担当者景気指数 | 18:00 |
米製造業購買管理者指数 | 22:45 |
英中銀総裁発言 | 翌3:00 |

Shu Fujiyasu Jr.(シュウ・フジヤス・ジュニア)
認定テクニカルアナリスト(CMTA)取得
国際認定テクニカルアナリスト(CFTe)取得
FXや先物取引の第一線で20年以上の経験を持つ現役トレーダー。ファイナンシャルプランナーの資格保有者。電話取引の時代から取引を実践し、最近では裁量トレードから自動売買まで、幅広い手法で相場に挑み続ける。MAMトレーダーとしても実績を積み、投資家の資金を預かり運用。金融機関向けに記事を執筆するなど、トレードの枠を超えて活躍。長年培ってきた経験と独自の視点で相場を分析し、投資家の頼れるパートナーとして、時代の変化に柔軟に適応しながら、共に成長していくことを目指す。