ドル円は円高傾向、一時的な調整か【2025年7月22日】

2025年7月22日

Markets Analysis

ドル円のスイングトレード戦略

ドル円の日足チャートを分析すると、147.76円付近となっており、参議院選のあとは円高方向へとドル円相場は推移している。ボリンジャーバンドは上方向へと伸びており、全体的には円安傾向だが、現在は調整の動きとみるのが自然か。ボリンジャーバンドの中央線で反発するかどうかに注目したい。

ドテンシグナルとして活用されるパラボリックに接近しており、転換すれば、やや調整が大きくなると考えられる。

過度な財政支出懸念が後退しているものの、政権の基盤が弱くなっている現在、日銀は利上げに動きにくい状況。RSIは56となっており、上昇圧力が継続中だ。

【ドル円/日足】

デイトレード戦略(1時間足)

1時間足チャートを分析すると、レンジ相場を下方向へブレイクアウトし、147円前半まで下落。その後、反発している。RSIが30まで下落したため、調整の戻しが入った可能性がある。明確なファンダメンタルに基づく動きとは断言できない。

148円を再度上抜けできるかが焦点となりそうだ。市場の関心は日米関税交渉の行方と現政権がどこまで継続するかという点だろう。

短期デイトレードとしては一度売ってみてもいい。しかし、中長期的には上目線だ。

指値を設定するとしたら、146.90円で買い指値。146.50円割れでストップ。148.90円のレンジ高値付近で決済したい。

【ドル円/1時間足】

本日の重要経済指標

経済指標やイベント予定時刻
豪中銀議事録公表10:30
米FRBパウエル議長発言21:30

シュウ・フジヤス・ジュニア氏の最新インタビュー

国際認定テクニカルアナリスト、シュウ・フジヤス・ジュニア氏に独占インタビューしました!Vol. 14