ドル円は140円に到達、140.40円付近の抵抗帯に注意【2023年5月26日】
ファンダメンタル分析
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ゴールドが大幅安、1950ドルを割り込み強いドル高が影響
ドル円テクニカル分析
ドル円は昨年11月以来の140円台に到達しており、上昇トレンドが形成されている。主な変動要因はドル高であり、他のドルストレート通貨ペアと同様にドルが円よりも買われやすい地合いとなっている。
140円台は大きな抵抗帯が複数あり、本日は週末になるため、利益確定売りの動きが出てもおかしくない。特に140.40~140.70付近は非常に大きな抵抗帯であり、一度で超えるのは難しいと予想する。
デイトレード戦略(1時間足)
デイトレード方針は、押し目買い。本日は140.40円付近で反落する可能性があるため、ポジションを保有している場合は注意が必要。ピボットポイントの139.70円付近で反発する可能性がある。
ボリンジャーバンド
ボリンジャーバンドは緩やかな上昇基調になっていることが確認でき、140.227の高値を付けた。139.70の直近高値を超えているため、ダウ理論による上昇トレンドが継続中であることが理解できる。
フィボナッチ
フィボナッチエクスパンションを描画すると、61.8%に該当する価格が140.10円付近にあり、抵抗帯となっている。140.10円は時間さえあれば超えるだろう。一度調整する可能性があるが、トレンドの強さを考慮すると、ロンドン時間までには突破するのではないかと予想する。本当の焦点は、100%の価格に該当する140.65円付近となる。
サポート・レジスタンスライン
今後、考慮すべきレジスタンスラインは以下のとおり。
140.40円・・月足レジスタンスライン
140.10円・・フィボナッチ(61.8%)
【ドル円/1時間足】
市場センチメント
USDJPY 売り:73% 買い:27%
本日の重要経済指標
経済指標やイベント日本時間豪小売売上高10:30米ミシガン大学消費者信頼感指数23:00
※当記事内のトレードアドバイスは、ミルトンマーケッツからのものではなく、国際認定テクニカルアナリストShu Fujiyasu Jr.(シュウ・フジヤス・ジュニア)からの提供となります。
執筆者
Shu Fujiyasu Jr.(シュウ・フジヤス・ジュニア)
認定テクニカルアナリスト(CMTA)取得
国際認定テクニカルアナリスト(CFTe)取得
金融機関向けテクニカル分析レポート執筆者。自身も毎日FX・CFDトレードを実践しており、現役トレーダーによる実際の取引に役立つ情報を提供。事前に知っておきたい相場の流れ、注目の通貨ペア、意識されやすい価格帯、ファンダメンタルを詳細かつ簡潔に解説。
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リスク免責事項
本分析は教育目的のみであり、投資助言ではありません。外国為替およびCFD取引には大きなリスクが伴い、すべての投資家に適しているわけではありません。過去の実績は将来の結果を示すものではありません。
This analysis is for educational purposes only and does not constitute investment advice. Trading forex and CFDs involves significant risk and may not be suitable for all investors. Past performance is not indicative of future results.