ドル円は下落、トランプ政権は2週間以内に関税率を送付と発表【2025年6月12日】
ファンダメンタル分析
トランプ大統領は2週間以内に各国へ関税率を送付すると発表
米CPIは4か月連続で予想を下回る
ドル円テクニカル分析
ドル円の日足チャートを分析すると、下落トレンドラインで反落し、52日移動平均線が支持線として機能している。支持線は142.20円で、高値切り下がりのトライアングルの中を上下のレンジ相場で推移している。上下の幅は狭くなっているようだ。
トランプ大統領は2週間以内に各国へ関税率を一方的に送付すると発表。市場は戦々恐々としている。一方、米中が貿易交渉で合意したことを受け、一定の安心感は得られたようだ。
しかし、中東情勢が極めてリスクオフとなっており、原油市場は急騰。ゴールドも上昇している。ドル円も上昇しにくい相場環境といえるだろう。
しばらく、上値は145円台、支持線は142円台の狭いレンジ相場が続きそうだ。
ドル円/日足
デイトレード戦略(1時間足)
ドル円の1時間足の全体形状を見ると、反転の上昇ウェッジが出現していた。また、ウォルフ波動が完成しており、利益確定とされる価格帯まで下落している。現時点で売り圧力は一服したと考えられる。
相場環境的に積極的には買いづらい。そのため、145円付近に接近すれば、戻り売りを考えるという戦略にしたい。144.42円付近で指値売り、144.70円でストップ、143.50円で利益確定としたい。
ドル円/1時間足
サポート・レジスタンスライン
今後、考慮すべきサポート・レジスタンスラインは以下のとおり。
142.20円・・強力な支持線
市場センチメント
USDJPY 売り:39% 買い:61%
本日の重要経済指標
| 経済指標やイベント | 予定時刻 |
| --- | --- |英・国内総生産(GDP)15:00米・新規失業保険申請件数21:30
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