ゴールドはトレンドラインを下抜け、米消費者物価指数で方向性が決まるか【2023年8月10日】
ファンダメンタル分析
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ゴールドテクニカル分析
日足のゴールドチャートを分析すると、下降トレンドラインを明確にした抜けしていることが確認できる。米CPIの発表前で神経質になっているが、テクニカル的には下目線を継続する。日足で目標となるのは、直近安値である1892ドル。
下降チャネルを描画することができるため、直近安値を割り込んで下落トレンドが発生すれば、ストップロスを巻き込む展開も予想できる。RSIは41となっており、下落余地は十分にあるといえそうだ。
本日の米CPIによって、展開が変わるため、発表を待ちたい。
【ゴールド/日足】
デイトレード戦略(1時間足)
デイトレード方針は戻り売り。RSIを見ると、30を下から上へ上抜けしている。安値付近に推移しているため、一定の反発が予想できる。反発の目安は1920ドルのボリンジャーバンド中央線付近。
市場センチメントを見ると、買いポジションが非常に大きなレベルになっており、注文数も多いと予想できる。つまり、急落すれば、大量のストップロス注文を巻き込んで勢いづく可能性がある。
米CPI発表前にはポジションを保有したくないが、CPI発表後に下落方向と分かれば、素直に相場についていく方針。
サポート・レジスタンスライン
今後、考慮すべきレジスタンスラインは以下のとおり。
1907ドル・・主要な支持線
1892ドル・・日足の直近安値
【ゴールド/1時間足】
市場センチメント
USDJPY 売り:19% 買い:81%
本日の重要経済指標
経済指標やイベント日本時間米消費者物価指数21:30米失業保険申請件数21:30
※当記事内のトレードアドバイスは、ミルトンマーケッツからのものではなく、国際認定テクニカルアナリストShu Fujiyasu Jr.(シュウ・フジヤス・ジュニア)からの提供となります。
執筆者
Shu Fujiyasu Jr.(シュウ・フジヤス・ジュニア)
認定テクニカルアナリスト(CMTA)取得
国際認定テクニカルアナリスト(CFTe)取得
金融機関向けテクニカル分析レポート執筆者。自身も毎日FX・CFDトレードを実践しており、現役トレーダーによる実際の取引に役立つ情報を提供。事前に知っておきたい相場の流れ、注目の通貨ペア、意識されやすい価格帯、ファンダメンタルを詳細かつ簡潔に解説。
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リスク免責事項
本分析は教育目的のみであり、投資助言ではありません。外国為替およびCFD取引には大きなリスクが伴い、すべての投資家に適しているわけではありません。過去の実績は将来の結果を示すものではありません。
This analysis is for educational purposes only and does not constitute investment advice. Trading forex and CFDs involves significant risk and may not be suitable for all investors. Past performance is not indicative of future results.