ドル円はレンジ相場でボラティリティ減少、材料不足の相場【2024年2月27日】
ファンダメンタル分析
ドル円は150.50円付近を中心にレンジを形成
上抜けも下抜けもできず、次回の材料待ち
今後、米PCE価格指数やFRB高官の要人発言に注目
ドル円テクニカル分析
ドル円の日足チャートを分析する。150円後半は非常に重く、小幅な値動きが4日継続している。151円台には相当なストップロス注文が仕掛けられており、151円台にタッチすれば一気に急騰するリスクがある。
直近高値である150.870円をまだ上回っておらず、150円半ばでの推移を続けている。今後、米PCE価格指数やFRB高官の要人発言で変動する可能性が高い。それでも、下値も堅く、一目均衡表の転換線を下回ることはなくなっている。RSIは61付近で平行線となっている。
【ドル円/日足】
デイトレード戦略(1時間足)
1時間足のドル円チャートを分析する。一時的に150.82円まで上昇したものの、すぐに反落しており、150円後半がなかなか突破できない状況が続いている。現在、材料不足感が否めない。
日銀はマイナス金利解除の準備を進めており、そういった背景が考慮されているのだろうか。一方、下値も150.26円を下回ることがなく、反発している。240移動平均線、雲が控えており、簡単には下抜けできないだろう。
デイトレード方針としては、レンジ・もみ合いを意識しつつの押し目買い。150.25円での買いエントリー、150.65円での決済、149.85円を下回ればストップとしたい。
サポート・レジスタンスライン
今後、考慮すべきサポート・レジスタンスラインは以下のとおり。
150.250円・・主要な支持線
【ドル円/1時間足】
市場センチメント
USDJPY 売り:72% 買い:28%
本日の重要経済指標
経済指標やイベント日本時間日本全国消費者物価指数8:30コア耐久財受注22:30米消費者信頼感指数深夜0時
Shu Fujiyasu Jr.(シュウ・フジヤス・ジュニア)
認定テクニカルアナリスト(CMTA)取得
国際認定テクニカルアナリスト(CFTe)取得
金融機関向けテクニカル分析レポート執筆者。自身も毎日FX・CFDトレードを実践しており、現役トレーダーによる実際の取引に役立つ情報を提供。事前に知っておきたい相場の流れ、注目の通貨ペア、意識されやすい価格帯、ファンダメンタルを詳細かつ簡潔に解説。
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シュウ・フジヤス・ジュニア氏のインタビュー記事
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