ドル円は142円を割り込む、リスクオフムードが強まる【2025年4月17日】
ファンダメンタル分析
FRB議長は早期政策修正を否定、事実上の市場再介入否定
米株式市場は大幅安、リスクオフでゴールドは最高値更新
ドル円テクニカル分析
ドル円の日足チャートを分析する。ドル円は142円を割り込んで前日の終値を迎えた。2024年9月以来の円高水準であり、140円台が現実的な視野に入る。
きっかけとなった背景としては、パウエルFRB議長が早期市場介入を否定したことにある。現在のボラティリティを安定化させるための救済策を打ち出すかという質問に対し「説明を添えてノー」と明確に回答した。
そのため、介入の期待があった米株式市場は急落。ゴールドは3350ドルに上昇し史上最高値を更新。ドル安となって、ドル円は141円台になっている。
【ドル円/日足】
デイトレード戦略(1時間足)
1時間足のドル円チャートを分析する。ドル円は142円台が強い支持帯として機能していた。昨日141円台に下落したことでショートカバーが入っている。しかし、流れとしては円高方向に変わりはなく、戻り売りを狙い対局面である。
デイトレード方針は143.15円で売り指値、143.45円ストップ、140.65円を決済ポイントとしたい。
【ドル円/1時間足】
サポート・レジスタンスライン
今後、考慮すべきサポート・レジスタンスラインは以下のとおり。
141.60円・・昨日の安値
市場センチメント
USDJPY 売り:38% 買い:62%
本日の重要経済指標
経済指標やイベント日本時間豪雇用統計10:30ECB政策金利発表21:15
Shu Fujiyasu Jr.(シュウ・フジヤス・ジュニア)
認定テクニカルアナリスト(CMTA)取得
国際認定テクニカルアナリスト(CFTe)取得
FXや先物取引の第一線で20年以上の経験を持つ現役トレーダー。ファイナンシャルプランナーの資格保有者。電話取引の時代から取引を実践し、最近では裁量トレードから自動売買まで、幅広い手法で相場に挑み続ける。MAMトレーダーとしても実績を積み、投資家の資金を預かり運用。金融機関向けに記事を執筆するなど、トレードの枠を超えて活躍。長年培ってきた経験と独自の視点で相場を分析し、投資家の頼れるパートナーとして、時代の変化に柔軟に適応しながら、共に成長していくことを目指す。
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