Fundamental Analysis

  • ドル円は日米共同介入への警戒感から153円台へ急落したが、実際の為替介入は確認されていない。テクニカル面では雲下抜けやデッドクロスが示され、戻り売り優勢の局面とされる。一方で日本の財政拡張懸念は円安要因であり、介入思惑が後退すれば反発の可能性も残るため、当面は慎重姿勢が求められる。

ファンダメンタル分析

ドル円は急落も為替介入は実施されていないと報道
日米のレートチェック報道で警戒感による円高か
トランプ大統領は韓国へ追加関税と報道

日米共同介入を警戒

日米共同介入を警戒して、153円台にドル円は急落。153.60円が支持線となり、下落が一服している。一目均衡表を見ると、雲を下抜けしており、上値が非常に重たいことが理解できる。

38.2%に該当する153円にはタッチしなかったが押し目買いが入ったのだろうか。

下ヒゲが出現しており、押し目買いもある程度あったと推測できる。

10日移動平均線が26日移動平均線を下回り、デッドクロスを形成。チャート形状を考えると、150円近くまでは下落する可能性がある。無理な買いエントリーは避けたい局面。

どちらかというと戻り売りを狙う相場局面と言えそうだ。

為替介入が実施されていなくても急落したことを考えると、日米共同介入となれば、市場へのインパクトは大きく、一気に146円付近まで急落する可能性も考えられる。

【ドル円/日足】

戻り売りを狙う相場局面

153.30円付近で下落が一服し、小反発している。しかし、強い押し目買いはなく、市場が為替介入を強く警戒していることが分るだろう。無理な買いエントリーをすると、為替介入が実際に発生したとたんにストップロス売りに巻き込まれる可能性があるため、十分注意が必要だ。

ただし、ファンダメンタルを考えると、日本の与党・野党がともに消費税減税を訴えている。さらに防衛費の支出拡大も見込まれており、日本の財政規律が弱まる可能性は変わっていない。為替介入の思惑が消えれば、一気に円安に揺り戻される可能性がある。

シナリオとしては155円台に緩やかに上昇した後、一気に為替介入で145円付近になる可能性がある。その後、急反発してドル買いという流れとなるだろうか。

いずれにしても、現段階では動きにくいため、静観したい。

【ドル円/1時間足】

本日の経済指標

米消費者信頼感指数(24:00JST)