原油高が続く、イラン紛争は泥沼で円安圧力
Fundamental Analysis
- イラン紛争に伴う原油高で円安圧力が強まる中、ドル円は159円前半で推移し160円突破を視野に入れている。日足では移動平均線やRSIが安定的な上昇を示唆し、1時間足でも158円後半を絶好の押し目買い好機と捉える強気姿勢が継続している。焦点は日銀会合だ。利上げなら景気悪化、据え置きなら円安加速という「いばらの道」を前に、植田総裁の発言がもたらす激しいボラティリティへの最大級の警戒が必要である。
160円突破への道
ドル円は159円前半で推移しており、テクニカル面では回帰直線を上回る強気相場が継続している。足元では10日移動平均線が強力な支持線として機能しており、RSIは60と過熱感を抑えた安定的な上昇を示唆している。
為替介入の切迫感も乏しい中、今週の日銀政策決定会合の内容次第では、心理的節目の160円突破は十分にあり得るシナリオだ。
焦点となる「4月利上げ」の成否を巡り、日銀は極めて困難な選択を迫られている。利上げを見送れば内外金利差から一段の円安を招き、逆に利上げを断行すれば景気後退や株価急落を招きかねない。
エネルギー高によるインフレ再燃が懸念される中、植田総裁が利上げペースについてどのような見解を示すか。会合後の急変とボラティリティの増大には最大級の警戒が必要である。

【ドル円/日足】
押し目買い好機と強気継続
足元のドル円は159円後半の上値の重さが意識され、財務相による円安牽制も加わり慎重姿勢が広がっている。しかし、テクニカル面では依然として強気姿勢を維持。10日移動平均線はデッドクロスを回避して再び上昇傾向にあり、52・90移動平均線も強力な支持線として機能している。
RSIは49付近で推移しているが、これは押し目買いが強まりやすい水準だ。RSI 45以上を維持する限り反発の余地は十分にある。戦略としては、158円後半までの調整を絶好の押し目買い好機と判断する。
ターゲットは節目の159.90円付近。一方で、下値支持の158.75円を割り込めばシナリオ崩壊と見てストップロスを徹底すべきだ。日銀会合を控えボラティリティの増大が予想されるが、トレンド転換の兆候は見られず、押し目を拾うスタンスを継続する。

【ドル円/1時間足】
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