ファンダメンタル分析

  • 地政学リスクの上昇が目立つ
  • 米利下げ局面でゴールドに追い風
  • シルバーやプラチナ相場も急騰、追撃買い

高値圏で陰の包み足

改めてゴールドの週足チャートを見てみよう。2025年は2596ドルでスタートし、大晦日の本日は4300ドル付近で推移している。1年で1800ドル近くも上昇しているのだ。4500ドルの節目価格にタッチした後、下落はしているものの、調整相場と考えるのが自然だろう。

しかし、RSIを表示してみると、高値が切り下がっている。つまり、売り圧力が全体的には強まりつつある。ゴールドを売る理由はそこまでないと考えるが、プラチナやシルバーについては投機の可能性が高く、下落の勢いが激しくなる可能性がある。

実需なのか、投機なのかを見極めることが貴金属相場では重要だ。

52週移動平均線を表示しているが、乖離率が非常に高くなっている。ある程度の大きな下落が来ても慌てないよう、過度なポジション保有には注意が必要だ。できるだけレバレッジを低く保つのが良い。

ゴールド週足チャート 2025年12月31日:2596ドルから4300ドルへ1800ドル上昇、RSI下降ダイバージェンス、52週移動平均線との乖離、4500ドルで陰の包み足
ドル円/日足】

2026年のゴールド戦略

調整相場の到来に注意したい。地政学リスクの上昇、中央銀行によるゴールド買いなど、上昇する理由はたくさんあるが、調整局面は今後必ず訪れる。いつ調整局面になるかは分からないが、3年以上続いている上昇トレンド相場なので、周期的には、そろそろなのかもしれない。

上記のように考えるトレーダーが増えるほど、ゴールドの売り圧力は強まる。