イラン攻撃でゴールドは窓を開けて上昇
Fundamental Analysis
- 米イスラエルによるイラン攻撃を受け、中東情勢が緊迫化。ホルムズ海峡閉鎖により原油が急騰し、リスク回避でゴールドは窓を開けて上昇した。欧州各国も関与を表明し、戦争長期化への懸念が強まっている。金は5500ドルを目指す展開で、最高値更新や6150ドル付近までの上昇も視野。今週はボラティリティ拡大に警戒が必要。
週末のイラン攻撃
米イスラエルは、週末にイランを攻撃し、指導者であるハメネイ師を殺害。各地に攻撃を仕掛け、イラン側も応酬した。中東アラブ諸国への反撃で、各国が非難。さらに、石油タンカーの重要航路であるホルムズ海峡をイラン側が閉鎖し、事実上、石油タンカーが安全を優先してストップしている。
トランプ大統領は4週間程度の作戦と言及したが、本当にそれだけで終わるのかは疑問。英仏独もイランへの作戦に関与する方針を発表した。欧州・欧米を含む戦争になっており、先が見通せない。
ゴールドは窓を開けて上昇。5500ドルへの扉が開かれた。原油も急騰している。最高値更新はすると予想しており、256.1%が推移する6150ドル付近まで上昇するシナリオも視野に入る。
欧米が関与するため、資金逃避先として貴金属や日本円に資金が流れる可能性がある。NY時間の米株価市場も急落する可能性を秘めているため、今週のボラティリティの増大には厳重警戒したい。

【ゴールド/日足】
先が見えない相場を嫌う市場
市場が最も嫌う相場は、先が見通せない相場。イラン攻撃により、戦争が泥沼化する可能性がある。ガザ紛争とは異なり、国土も大きく、イラク紛争のように最終的な軍隊撤退まで7年以上かかった例もある。アフガニスタン紛争は20年だ。
1時間足のゴールドを見ると、レンジ相場を大きく上方向にブレイクアウト。61.8%が意識されており、100%に該当する5500ドルを目指す展開が考えられる。ゴールドを売る理由がない。ユーロも米ドルも売られやすくなり、貴金属へと資金が流れる可能性が高いと考える。
トレード方針は押し目買いとしたい。

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