【特別編】日銀の次回利上げはいつか、ドル円は上昇
日銀総裁会見の概要
- 日銀は0.5%の政策金利の据え置きを決定
- 植田総裁は「春闘」を見極めたいとコメント
- 昨年の流れを踏襲か、1月利上げを予想する金融機関が増加
- 委員の中で2人が利上げを主張し反対、5人が現状維持に賛成
ドル円の日足分析
ドル円の日足チャートを分析する。日銀政策金利が現状維持となり、日銀総裁は「春闘の賃上げを重視」する姿勢を見せた。春闘の動向をみるには、最低でも1月頃ではないかと予想される。市場は年内利上げを織り込みつつあったため、「梯子(はしご)を外れた」感覚だろう。急速に円安圧力が強まり、154円台に上昇した。
直近高値を大きく更新しており、今後は153円台が支持線となるかどうかに注目だ。転換線が支持線となっているので、転換線付近になれば、押し目買いを検討できるだろう。
デイトレード方針
デイトレード方針は、押し目買いとしたい。ただし、週末イベントリスクを避けるため、ポジション持越しには注意したい。153.30円台で買い指値、155円台で決済指値、153円割れでストップロスとする。
キーワードは「春闘」
先週はFOMCと日銀の政策決定会合が重なり、主要通貨ペアが大きく振れた週であった。特にドル円は年末に向けた方向性を示しつつあり、例年通り円安の流れをたどる公算が大きいとみている。
日銀は政策金利を0.5%で据え置き、現行の金融緩和姿勢を維持した。会見で植田総裁が繰り返し「春闘」に言及した点は印象的であった。これは、賃上げ動向を政策判断の重要な要素として重視している表れであり、利上げのタイミングは年内ではなく、2026年春闘を見極めたうえで1月以降にずれ込む可能性が高いと考えられる。
一方、FOMC後のパウエル議長は「メンバー間で意見の違いがある」と発言し、市場が期待していた12月利下げ観測をややけん制した。この発言を受け、ドル買いの動きが優勢となっている。
総合的に判断すると、日銀の利上げは当初想定よりも遅れ、FRBの利下げも先送りされる見通しである。その結果、年末にかけてドル高・円安の基調が一段と強まる展開が続くと予想する。
本日の重要指標
※米政府機関閉鎖の影響により米指標発表は延期の可能性があります。
| 指標 | 時間 |
|---|---|
| ユーロ圏消費者物価指数 | 19:00 |
| カナダGDP | 21:30 |
| 米個人消費支出 | 21:30 |
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