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海外FXトレーダー必見!確定申告ガイド

作成日:2024年7月8日更新日:2024年7月11日
海外FXトレーダー必見!確定申告ガイド

1. 海外FXの利益に対する確定申告

海外FXで得た利益は、確定申告にて総合課税の対象となります。これは給与所得や不動産収入など他の所得と合算して課税される制度で、累進課税が適用されます。具体的な税率は以下の通りです。

課税対象所得金額税率 (所得税のみ)控除額
1,000円 ~ 1,949,000円5%0円
1,950,000円 ~ 3,299,000円10%97,500円
3,300,000円 ~ 6,949,000円20%427,500円
6,950,000円 ~ 8,999,000円23%636,000円
9,000,000円 ~ 17,999,000円33%1,536,000円
18,000,000円 ~ 39,999,000円40%2,796,000円
40,000,000円以上45%4,796,000円

また、住民税(約10%)と復興特別所得税(所得税の2.1%)も加わるため、実効税率は15%~55%程度になります。

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2. 確定申告が必要な条件

海外FXの利益について確定申告が必要な条件は以下の通りです。

  • 給与所得者の場合:給与所得以外の年間所得が20万円を超える。
  • 個人事業主や専業主婦の場合:年間所得が48万円を超える。

給与所得者は会社で年末調整が行われますが、副収入が20万円を超える場合は確定申告が必要です。個人事業主や専業主婦も基礎控除額を超える所得がある場合、申告が必要です。

3. 海外FXの税金と国内FXの違い

海外FXと国内FXでは、税金の扱いが異なります。

区分海外FX国内FX
所得区分雑所得雑所得
課税方法総合課税申告分離課税
税率15~55%一律20.315%
  • 課税方法の違い:海外FXは総合課税で他の所得と合算されるのに対し、国内FXは申告分離課税で他の所得とは別々に課税されます。
  • 損失の扱い:国内FXでは過去3年分の損失を繰り越せますが、海外FXではその年の利益から経費を差し引いた額が課税対象です。
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4. 節税のための経費計上

海外FXで稼いだ利益から、取引に関連した経費を差し引くことができます。申告可能な経費には以下のものがあります。

  • FX取引に使用したPC、スマホ、タブレットなどの機器代
  • 専用書斎やトレーディングルームの家賃(一部)
  • 取引ツールやEA(自動売買ソフト)の購入費
  • FX関連書籍、セミナー受講料
  • 取引関連の交通費や宿泊費
  • インターネット通信費(一部)
  • 海外FX業者の取引手数料

経費を多く計上することで課税対象額を減らし、節税が可能です。

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5. 確定申告の手順と必要書類

確定申告は以下の手順で行います。

  1. 申告方法の選択:国税庁サイトで書類作成後、e-Taxで提出するのが推奨されます。
  2. 必要書類の準備
    • マイナンバーカード
    • 源泉徴収票(給与所得者のみ)
    • 経費の領収書
    • 海外FX業者からの年間取引報告書
  3. 確定申告書の作成と入力
    • 所得の入力(給与所得、海外FXの利益など)
    • 経費の入力
    • 各種控除額の入力
    • 納税方法の選択(特別徴収/普通徴収)
  4. 確定申告書の提出:e-Tax、郵送、税務署窓口のいずれかで提出します。
  5. 所得税の納付:銀行振込、クレジットカード、コンビニ払いなどで納付します。

住民税の支払い方法として「普通徴収」を選択することで、副収入を会社にバレずに処理することが可能です。

まとめ

海外FXで利益を得た場合、確定申告による適切な税金の支払いは必須です。経費の計上や損益通算、支払い方法の工夫などで節税を図りましょう。確定申告の手続きは手間がかかりますが、適切に行えば将来的なトラブルを避けられます。

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