Milton Markets Media 編集部海外FXのゴールド取引は、ハイレバレッジと大きな値動きを活かして効率よく利益を狙える人気の投資方法です。
ゴールド (XAUUSD) は1日に1,000pips以上動くこともあり、FX通貨ペアと比べてボラティリティが圧倒的に高いのが特徴です。
海外FXなら最大1,000倍以上のレバレッジを使えるため、少額からでもゴールドの大きな値動きを味方につけられます。
しかし業者選びを間違えると、スプレッドの広さや約定力の低さが原因で思うように利益が出ないケースも少なくありません。
この記事では海外FXのゴールド取引におすすめの業者ランキングをはじめ、スプレッドやレバレッジの比較、失敗しない業者の選び方まで徹底解説します。
>> 早速、海外FXのゴールド取引おすすめ業者ランキング一覧をチェック!
初めてゴールド取引に挑戦する方でも迷わず業者を選べるよう、各社の取引条件をわかりやすく整理しているので、ぜひ最後までチェックしてみてください。
海外FXのゴールド取引おすすめ業者ランキング【2025年最新】



ここでは、ゴールド取引に適した海外FX業者8社を厳選し、ランキング形式で紹介します。
ゴールドはボラティリティが高く、業者ごとの取引条件の違いが利益に直結しやすい銘柄です。
まずは8社のゴールド取引条件を一覧表で比較してみましょう。
スプレッド・レバレッジ・ボーナスの3つは、ゴールド取引の収益性を左右する大切なポイントです。
| 順位 | 海外FX業者 おすすめ口座 | XAUUSD スプレッド | 最大レバレッジ | 取引手数料 | スワップフリー | ボーナス |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1位 | XMTrading KIWAMI極口座 詳しく見る | 1.5pips | 1,000倍 | 無料 | あり | 口座開設15,000円 |
| 2位 | Exness ゼロ口座 詳しく見る | 0.0pips〜 | 無制限 | 往復11ドル | あり | なし |
| 3位 | Vantage Trading RAW ECN口座 詳しく見る | 0.7pips〜 | 1,000倍 | 往復6ドル | なし | 口座開設15,000円 入金最大300万円 |
| 4位 | AXIORY ナノ/テラ口座 詳しく見る | 1.2pips〜 | 100倍 | 往復6ドル | なし | なし |
| 5位 | TitanFX ゼロブレード口座 詳しく見る | 2.1pips〜 | 500倍 | 往復7ドル | なし | なし |
| 6位 | LandPrime ECN口座 詳しく見る | 1.4pips〜 | 2,000倍 | 往復6ドル | なし | なし |
| 7位 | MiltonMarkets スマート口座 詳しく見る | 1.8pips〜 | 1,000倍 | 無料 | なし | 口座開設5,000円 |
| 8位 | FXGT スタンダード口座 詳しく見る | 2.5pips〜 | 1,000倍 | 無料 | あり (6日間) | 口座開設15,000円 入金最大143万円 |
総合力で選ぶならXMTradingのKIWAMI極口座がおすすめです。
スプレッド1.5pipsで取引手数料が無料、さらにスワップフリーなので長期保有でもコストを抑えられます。
一方、スプレッドの狭さを最優先するならExnessのゼロ口座が0.0pips〜と業界最狭水準を実現しています。
ボーナスを活用して資金効率を高めたい方には、Vantage Tradingが口座開設と入金で最大300万円以上のボーナスを提供中です。
では、各業者のゴールド取引条件を詳しく見ていきましょう。
第1位:XMTrading|KIWAMI極口座





XMTradingは日本人トレーダーから圧倒的な支持を集める海外FX業者です。
2009年の設立以来、出金トラブルもなく信頼性の高さで知られています。
| 項目 | XMTrading KIWAMI極口座の取引条件 |
|---|---|
| ゴールドのスプレッド | 1.5pips |
| 最大レバレッジ | 1,000倍 |
| 取引手数料 | 無料 |
| スワップフリー | あり |
| ロスカット水準 | 20% |
| 約定力 | 99.35%が1秒以内に約定 |
| ボーナス | 口座開設ボーナス15,000円 |
KIWAMI極口座の最大の魅力は、狭いスプレッドと取引手数料無料の組み合わせです。
ゴールドのスプレッドは1.5pipsで、ECN口座のような別途手数料もかかりません。
さらにスワップフリーに対応しているため、買いポジションを翌日に持ち越してもマイナススワップが発生しないのもメリットです。
約定力も高く、注文の99.35%が1秒以内に約定するため、スキャルピングでもストレスなく取引できます。
新規口座開設で15,000円のボーナスがもらえるので、自己資金ゼロからゴールド取引を始めることも可能です。
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第2位:Exness|ゼロ口座





Exnessは月間取引高が400兆円を超える世界有数の海外FX業者です。
スプレッドの狭さとレバレッジの高さから、プロトレーダーにも愛用されています。
| 項目 | Exness ゼロ口座の取引条件 |
|---|---|
| ゴールドのスプレッド | 0.0pips〜 |
| 最大レバレッジ | 無制限 (実質21億倍) |
| 取引手数料 | 往復11ドル (実質1.1pips相当) |
| スワップフリー | あり (売りポジション) |
| ロスカット水準 | 0% |
| 約定力 | ミリ秒単位での約定 |
| ボーナス | なし |
ゼロ口座はゴールドのスプレッドが0.0pips〜と業界最狭水準を誇ります。
取引手数料は往復11ドルですが、スプレッドと合わせた実質コストは約1.1pipsとトップクラスの低さです。
最大レバレッジは無制限で、条件を満たせば実質21億倍という圧倒的な資金効率を実現できます。
ロスカット水準が0%に設定されているため、証拠金ギリギリまでポジションを維持できるのも強みです。
ただしボーナスキャンペーンは実施していないため、自己資金での取引が前提となります。
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第3位:Vantage Trading|RAW ECN口座





Vantage Tradingは2009年にオーストラリアで設立された老舗の海外FX業者です。
英国の金融ライセンスを保有しており、安全性と取引環境のバランスに優れています。
| 項目 | Vantage RAW ECN口座の取引条件 |
|---|---|
| ゴールドのスプレッド | 0.7pips〜 |
| 最大レバレッジ | 1,000倍 |
| 取引手数料 | 往復6ドル (実質0.6pips相当) |
| スワップフリー | なし |
| ロスカット水準 | 10% |
| 約定力 | 平均約定速度5〜100ミリ秒 |
| ボーナス | 口座開設15,000円+入金最大300万円 |
RAW ECN口座の特徴は、狭いスプレッドと豪華なボーナスを両立している点です。
ゴールドのスプレッドは0.7pips〜で、取引手数料を含めた実質コストは1.3pips程度に収まります。
多くの海外FX業者ではECN口座がボーナス対象外ですが、Vantage TradingはECN口座でもボーナスを受け取れます。
口座開設で15,000円、入金で最大300万円分のボーナスがもらえるため、資金効率を大幅に高められるでしょう。
ロスカット水準も10%と低めなので、相場の急変動にも耐えやすい環境が整っています。
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第4位:AXIORY|ナノ/テラ口座





AXIORYは約定力と取引環境の透明性で高い評価を得ている海外FX業者です。
cTraderに対応しており、板情報を見ながらの精密なトレードが可能です。
| 項目 | AXIORY ナノ/テラ口座の取引条件 |
|---|---|
| ゴールドのスプレッド | 1.2pips〜 |
| 最大レバレッジ | 100倍 |
| 取引手数料 | 往復6ドル (実質0.6pips相当) |
| スワップフリー | なし |
| ロスカット水準 | 20% |
| 約定力 | 約定率99.9% |
| ボーナス | なし |
AXIORYの強みは99.9%という驚異的な約定率を誇る点です。
リクオートやスリッページがほとんど発生しないため、狙った価格での約定が期待できます。
ゴールドのスプレッドは1.2pips〜で、手数料込みでも実質1.8pips程度とコスト面も優秀です。
ただしゴールドの最大レバレッジは100倍に制限されている点には注意が必要です。
ハイレバよりも安定した取引環境を重視するトレーダーに向いている業者といえるでしょう。
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第5位:TitanFX|ゼロブレード口座





TitanFXは口座残高によるレバレッジ制限がない珍しい海外FX業者です。
大口トレーダーからの評価が高く、資金量が増えても取引条件が変わらないのが魅力です。
| 項目 | TitanFX ゼロブレード口座の取引条件 |
|---|---|
| ゴールドのスプレッド | 2.1pips〜 |
| 最大レバレッジ | 500倍 |
| 取引手数料 | 往復7ドル (実質0.7pips相当) |
| スワップフリー | なし |
| ロスカット水準 | 20% |
| 約定力 | 約定率99.8%以上 |
| ボーナス | なし |
TitanFXの最大の特徴は、どれだけ資金を入れてもレバレッジが下がらない点です。
多くの業者では口座残高が増えるとレバレッジが制限されますが、TitanFXなら500倍を維持できます。
「Zero Pointテクノロジー」という独自システムを採用しており、約定率は99.8%以上を実現しています。
コピートレード機能の「Titan FX Social」も用意されているので、経験豊富なトレーダーの手法を参考にすることもできます。
スプレッドは2.1pips〜とやや広めですが、取引の安定性を重視する方にはおすすめの業者です。
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第6位:LandPrime|ECN口座





LandPrimeは最大2,000倍のハイレバレッジが使える海外FX業者です。
少ない資金でも大きなポジションを持てるため、資金効率を最大限に高めたい方に向いています。
| 項目 | LandPrime ECN口座の取引条件 |
|---|---|
| ゴールドのスプレッド | 1.4pips〜 |
| 最大レバレッジ | 2,000倍 |
| 取引手数料 | 往復6ドル (実質0.6pips相当) |
| スワップフリー | なし |
| ロスカット水準 | 30% |
| 約定力 | 高速約定 |
| ボーナス | なし |
LandPrimeは2,000倍という高いレバレッジでゴールド取引ができる業者です。
例えば1万円の証拠金があれば、2,000万円分のポジションを持つことも可能になります。
スプレッドは1.4pips〜で、手数料を含めると実質2.0pips程度のコストで取引できます。
ロスカット水準が30%とやや高めなので、証拠金の管理はしっかり行いましょう。
ハイレバを活かした短期トレードで効率よく利益を狙いたい方に適した業者です。
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第7位:MiltonMarkets|スマート口座





MiltonMarketsは取引手数料無料でゴールドを取引できる海外FX業者です。
コスト計算がシンプルなので、初めてゴールド取引に挑戦する方でも分かりやすいでしょう。
| 項目 | MiltonMarkets スマート口座の取引条件 |
|---|---|
| ゴールドのスプレッド | 1.8pips〜 |
| 最大レバレッジ | 1,000倍 |
| 取引手数料 | 無料 |
| スワップフリー | なし |
| ロスカット水準 | 50% |
| 約定力 | 平均約定速度0.1秒 |
| ボーナス | 口座開設ボーナス5,000円 |
スマート口座なら取引手数料がかからず、スプレッドだけでコストが完結します。
ECN口座のように「スプレッド+手数料」を計算する手間がないのは嬉しいポイントです。
口座開設するだけで5,000円のボーナスがもらえるので、まずは少額から試してみるのもありでしょう。
ただしロスカット水準が50%と高めに設定されているため、余裕を持った資金管理が求められます。
シンプルな取引環境を好む方や、ゴールド初心者の方におすすめできる業者です。
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第8位:FXGT|スタンダード口座





FXGTは仮想通貨とFXの両方を取引できるハイブリッド型の海外FX業者です。
ボーナスキャンペーンが充実しており、初めての方でも始めやすい環境が整っています。
| 項目 | FXGT スタンダード口座の取引条件 |
|---|---|
| ゴールドのスプレッド | 2.5pips〜 |
| 最大レバレッジ | 1,000倍 |
| 取引手数料 | 無料 |
| スワップフリー | あり (最初の6日間) |
| ロスカット水準 | 20% |
| 約定力 | 約定率99.5%以上 |
| ボーナス | 口座開設15,000円+入金最大143万円 |
FXGTの魅力は、口座開設で15,000円、入金で最大143万円分のボーナスがもらえる点です。
ボーナスを証拠金として使えるため、自己資金以上のポジションでゴールド取引に挑戦できます。
スワップフリーは最初の6日間だけですが、短期トレード中心なら大きなデメリットにはなりません。
スプレッドは2.5pips〜と他社より広めですが、ボーナスで取引コストを相殺できるでしょう。
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次の章では、各業者のスプレッド・レバレッジ・スワップポイントをさらに詳しく比較していきます。
海外FXゴールドのスプレッド・レバレッジ・スワップ比較ランキング



ゴールド取引で利益を出すには、スプレッド・レバレッジ・スワップの3つを比較して業者を選ぶことが大切です。
それぞれの条件によって、取引コストや資金効率が大きく変わってきます。
ここでは海外FX各社のゴールド取引条件をランキング形式で比較していきましょう。
ゴールドのスプレッド比較ランキング



スプレッドは取引ごとに発生するコストなので、狭いほど有利にトレードできます。
特にスキャルピングのように取引回数が多いトレードスタイルでは、スプレッドの差が利益に直結します。
| 順位 | 海外FX業者 | 口座タイプ | スプレッド | 取引手数料 | 実質コスト |
|---|---|---|---|---|---|
| 1位 | Exness | ゼロ口座 | 0.0pips〜 | 往復11ドル | 約1.1pips |
| 2位 | Vantage Trading | RAW ECN口座 | 0.7pips〜 | 往復6ドル | 約1.3pips |
| 3位 | XMTrading | KIWAMI極口座 | 1.5pips | 無料 | 1.5pips |
| 4位 | AXIORY | ナノ口座 | 1.2pips〜 | 往復6ドル | 約1.8pips |
| 5位 | MiltonMarkets | スマート口座 | 1.8pips〜 | 無料 | 1.8pips |
| 6位 | LandPrime | ECN口座 | 1.4pips〜 | 往復6ドル | 約2.0pips |
| 7位 | FXGT | スタンダード口座 | 2.5pips〜 | 無料 | 2.5pips |
| 8位 | TitanFX | ゼロブレード口座 | 2.1pips〜 | 往復7ドル | 約2.8pips |
スプレッドの実質コストで比較すると、Exnessのゼロ口座が約1.1pipsで最も狭いです。
2位のVantage Tradingも1.3pips程度と優秀で、ボーナスも使えるのでバランスが良いでしょう。
XMTradingのKIWAMI極口座は手数料無料なので、スプレッドだけでコスト計算できるのがメリットです。
ECN口座は見た目のスプレッドが狭くても手数料がかかるため、実質コストで比較することをおすすめします。
ゴールドの最大レバレッジ比較ランキング



レバレッジが高いほど少ない証拠金で大きなポジションを持てるため、資金効率がアップします。
ゴールドはボラティリティが高いので、ハイレバレッジを上手に使えば短期間で大きな利益を狙えます。
| 順位 | 海外FX業者 | 最大レバレッジ | 1ロットの必要証拠金 (目安) |
|---|---|---|---|
| 1位 | Exness | 無制限 (実質21億倍) | 約1円〜 |
| 2位 | LandPrime | 2,000倍 | 約14,000円 |
| 3位 | XMTrading | 1,000倍 | 約28,000円 |
| 3位 | Vantage Trading | 1,000倍 | 約28,000円 |
| 3位 | MiltonMarkets | 1,000倍 | 約28,000円 |
| 3位 | FXGT | 1,000倍 | 約28,000円 |
| 7位 | TitanFX | 500倍 | 約56,000円 |
| 8位 | AXIORY | 100倍 | 約280,000円 |
※必要証拠金はゴールド価格2,800ドル、1ドル=150円で計算した目安です。
Exnessは条件を満たせばレバレッジ無制限で取引できるため、わずかな資金からでもゴールド取引が可能です。
LandPrimeも2,000倍と高く、1ロットあたり約14,000円の証拠金で取引を始められます。
XMTradingやVantage Tradingなど1,000倍の業者でも、約28,000円あれば1ロットのポジションが持てます。
AXIORYはゴールドのレバレッジが100倍に制限されているため、約28万円の証拠金が必要になる点に注意しましょう。
ゴールドのスワップポイント比較ランキング



スワップポイントは、ポジションを翌日に持ち越した際に発生する金利差調整額のことです。
ゴールドは金利がつかない資産なので、買いポジションではマイナススワップになるケースがほとんどです。
| 海外FX業者 | 買いスワップ | 売りスワップ | スワップフリー |
|---|---|---|---|
| XMTrading (KIWAMI極) | 0 | 0 | あり (無期限) |
| Exness | -約40ドル | 0 | あり (売りのみ) |
| FXGT | -約9ドル | -約31ドル | あり (6日間) |
| Vantage Trading | -約30ドル | +約6ドル | なし |
| TitanFX | -約39ドル | +約15ドル | なし |
| AXIORY | -約51ドル | +約14ドル | なし |
| LandPrime | -約35ドル | +約5ドル | なし |
| MiltonMarkets | -約45ドル | +約8ドル | なし |
※スワップポイントは1ロットあたりの参考値で、日々変動します。
スワップコストを気にせずゴールドを保有したいなら、XMTradingのKIWAMI極口座が最適です。
買いも売りもスワップが発生しないため、中長期でポジションを持ち越しても余計なコストがかかりません。
Exnessは売りポジションのみスワップフリーなので、ショート中心のトレードなら問題なく使えます。
売りスワップがプラスになる業者もありますが、相場変動リスクを考えるとスワップ狙いだけのトレードはおすすめできません。
続いて、そもそもゴールド (XAUUSD) とはどんな金融商品なのか、基礎知識を確認していきましょう。
海外FXのゴールド(XAUUSD)とは?基礎知識を解説



ゴールド取引を始める前に、まずは基本的な仕組みや特徴を押さえておきましょう。
ゴールドはFX通貨ペアとは異なる値動きをするため、その特性を理解しておくことが大切です。
ここでは海外FXでゴールドを取引するうえで知っておきたい基礎知識を解説していきます。
ゴールドCFD取引の仕組みとXAUUSDの意味



海外FXで取引するゴールドは、現物の金を売買するわけではありません。
CFD (差金決済取引) という仕組みを使って、価格の変動差で利益を狙う取引方法です。
XAUUSDとは「金 (XAU) を米ドル (USD) 建てで取引する」という意味の通貨ペア表記です。
XAUは金の元素記号に由来しており、1トロイオンス (約31.1グラム) あたりの米ドル価格を表しています。
- 取引単位:1ロット = 100トロイオンス
- 1pipsの価値:1ロットあたり約10ドル (約1,500円)
- 決済方法:買値と売値の差額で損益が決まる
- レバレッジ:業者ごとに異なる (最大無制限〜100倍)
CFD取引なら金の現物を保管する必要がなく、買いだけでなく売りからもエントリーできます。
つまり、金価格が下がる場面でも利益を狙えるのがゴールドCFDのメリットです。
値動きが大きくボラティリティが高い特徴がある



ゴールドの最大の特徴は、FX通貨ペアと比べて圧倒的にボラティリティが高いことです。
「毎日が雇用統計」と言われるほど、日々の値動きが激しい銘柄として知られています。
| 銘柄 | 1日の平均値動き |
|---|---|
| ゴールド (XAUUSD) | 約1,000〜2,000pips |
| ポンド円 (GBPJPY) | 約150〜250pips |
| ドル円 (USDJPY) | 約100〜150pips |
| ユーロドル (EURUSD) | 約70〜100pips |
ゴールドは1日に1,000pips以上動くことも珍しくなく、ドル円の10倍以上の値幅があります。
この大きな値動きこそが、短時間で利益を狙えるゴールドの魅力といえるでしょう。
ただし、その分だけ損失が膨らむスピードも速いため、リスク管理は欠かせません。
経済不安や有事に強い安全資産としての側面



ゴールドは「有事の金」と呼ばれ、世界的な危機の際に買われやすい資産です。
株式や通貨と違って、国や企業の信用に依存しない「現物資産」だからです。
リーマンショックやウクライナ紛争など、過去の経済危機や戦争の際にはゴールド価格が上昇する傾向が見られました。
- 戦争や地政学リスクが高まったとき
- 世界的な金融危機や株価暴落が起きたとき
- 各国の中央銀行が金を買い増したとき
- 通貨の信用不安が広がったとき
投資家がリスクを避けたいときに資金の逃避先として選ばれるのがゴールドです。
ただし、有事で急騰した後は反動で下落するケースもあるため、タイミングには注意が必要です。
米ドルと逆相関の関係にある理由



ゴールドと米ドルは「逆相関」の関係にあり、ドルが下がるとゴールドが上がりやすくなります。
これはゴールドが米ドル建てで取引されていることが大きな理由です。
ドルの価値が下がると、相対的にゴールドの価格が上昇するという仕組みになっています。
また、ドルへの信頼が低下すると、代わりの安全資産としてゴールドに資金が流れやすくなります。
そのため、ゴールドを取引する際は米国の経済指標やFRBの金融政策にも注目しましょう。
雇用統計やFOMCの発表直後は値動きが激しくなるため、スプレッドの拡大にも気をつけてください。
インフレに強く長期的な価格上昇が見込める



ゴールドはインフレに強い資産として、長期的に価格が上昇し続けています。
インフレが進むとお金の価値は下がりますが、金は「モノ」なので価値が目減りしにくいのです。
| 年 | ゴールド年間平均価格 (ドル/オンス) |
|---|---|
| 2019年 | 約1,393ドル |
| 2020年 | 約1,770ドル |
| 2021年 | 約1,800ドル |
| 2022年 | 約1,800ドル |
| 2023年 | 約1,941ドル |
| 2024年 | 約2,400ドル |
2019年から2024年の5年間で、ゴールド価格は約1.7倍に上昇しています。
コロナショック以降の世界的なインフレを背景に、金への需要が高まった結果といえるでしょう。
金は埋蔵量に限りがあり新たに増やせないため、希少性の面でも価値が保たれやすい資産です。
次の章では、海外FXでゴールドを取引する具体的なメリットを7つ紹介していきます。
海外FXでゴールドを取引する7つのメリット



海外FXでゴールドを取引すると、国内FXにはない多くのメリットを活かせます。
ハイレバレッジやボーナスなど、海外FXならではの強みがゴールド取引と相性抜群です。
ここでは海外FXでゴールドを取引する7つのメリットを詳しく解説していきます。
国内FX並みに狭いスプレッドで取引できる



海外FXのゴールドは、実は国内FXと同等かそれ以下のスプレッドで取引できます。
「海外FXはスプレッドが広い」というイメージを持っている方もいるかもしれませんが、それは誤解です。
海外FXと国内FXではゴールドの1pipsの価値が異なるため、実質コストで比較する必要があります。
| 項目 | 海外FX | 国内FX |
|---|---|---|
| 1pipsの価値 | 0.1ドル | 1ドル |
| 表示スプレッド例 | 1.5pips | 0.3pips |
| 実質コスト | 0.15ドル | 0.3ドル |
このように、見た目のpips数だけで判断すると損をしてしまう可能性があります。
海外FXのスプレッド1.5pipsは実質0.15ドルですが、国内FXの0.3pipsは実質0.3ドルのコストです。
業者によっては海外FXの方が取引コストを抑えられるケースも多いでしょう。
最大1000倍以上のハイレバレッジを活用できる



海外FXなら最大1,000倍以上のハイレバレッジでゴールドを取引できます。
国内FXはレバレッジが最大25倍に規制されていますが、海外FXには上限がありません。
| レバレッジ | 1ロットの必要証拠金 | 対応業者例 |
|---|---|---|
| 無制限 | 約1円〜 | Exness |
| 2,000倍 | 約14,000円 | LandPrime |
| 1,000倍 | 約28,000円 | XMTrading、Vantage |
| 25倍 (国内FX) | 約1,120,000円 | 国内FX業者 |
※ゴールド価格2,800ドル、1ドル=150円で計算
国内FXで1ロット取引するには約112万円の証拠金が必要ですが、海外FXなら約3万円で済みます。
ハイレバレッジを使えば、同じ資金でもより大きなポジションを持つことが可能です。
ゴールドのボラティリティと組み合わせれば、短期間で効率よく利益を狙えるでしょう。
少額資金からでも取引をスタートできる



海外FXのハイレバレッジを活かせば、数千円からでもゴールド取引を始められます。
「ゴールドは資金がたくさん必要そう」と思っている方も多いのではないでしょうか。
実際には、XMTradingやVantageなら0.01ロット (約280円の証拠金) から取引可能です。
- 0.01ロット:必要証拠金 約280円 / 10pipsで約150円の損益
- 0.1ロット:必要証拠金 約2,800円 / 10pipsで約1,500円の損益
- 1ロット:必要証拠金 約28,000円 / 10pipsで約15,000円の損益
まずは0.01ロットの小さなポジションで値動きに慣れてから、徐々にロット数を増やすのがおすすめです。
いきなり大きなロットで取引すると、一瞬で資金を失うリスクがあるので注意しましょう。
スキャルピングで短期利益を狙いやすい



海外FXはスキャルピングを公認している業者が多く、ゴールドの短期売買に最適です。
国内FXではスキャルピングを禁止・制限している業者もありますが、海外FXなら自由に取引できます。
ゴールドは1日に1,000pips以上動くこともあるため、スキャルピングで効率よく利益を積み重ねられます。
XMTradingは99.35%の注文が1秒以内に約定するなど、スキャルピング向きの環境が整っています。
AXIORYも約定率99.9%と高く、狙った価格で注文が通りやすいのが特徴です。
ストップレベルがゼロの業者を選べば、現在価格の近くにも自由に指値注文を置けます。
ゼロカットシステムで追証リスクがない



海外FXにはゼロカットシステムがあるため、入金額以上の損失が発生しません。
急激な相場変動で口座残高がマイナスになっても、業者側がその損失を補填してくれます。
つまり、どんなに大きな損失が出ても借金を背負うリスクがゼロということです。
国内FXにはゼロカットがないため、相場の急変動で追証 (追加証拠金) を請求されるケースがあります。
ゴールドはボラティリティが高く、予想外の値動きで一気に含み損が膨らむこともあるでしょう。
そんなときでも海外FXなら最悪のケースが「入金額を失う」だけで済むので、安心してトレードに挑戦できます。
スワップフリー口座なら中長期保有も有利



海外FXにはスワップフリー口座があり、ポジションを持ち越してもスワップが発生しません。
ゴールドの買いポジションは通常マイナススワップになるため、長く保有するほどコストがかさみます。
でもスワップフリー口座を使えば、そのコストをゼロに抑えられるのです。
| 海外FX業者 | スワップフリー対応 | 条件 |
|---|---|---|
| XMTrading (KIWAMI極) | あり | 無期限 |
| Exness | あり | 売りポジションのみ |
| FXGT | あり | 最初の6日間 |
XMTradingのKIWAMI極口座は買いも売りも無期限でスワップフリーなので、中長期トレードに最適です。
「ゴールドを数日〜数週間保有したい」という方は、スワップフリー対応の業者を選びましょう。
口座開設ボーナスだけで取引を始められる



海外FXの口座開設ボーナスを使えば、自己資金ゼロからゴールド取引をスタートできます。
口座を開設するだけでボーナスがもらえるので、まずはノーリスクで試してみることが可能です。
| 海外FX業者 | 口座開設ボーナス | 入金ボーナス |
|---|---|---|
| XMTrading | 15,000円 | 最大10,500ドル |
| Vantage Trading | 15,000円 | 最大300万円 |
| FXGT | 15,000円 | 最大143万円 |
| MiltonMarkets | 5,000円 | あり |
例えばXMTradingなら15,000円のボーナスだけで、0.5ロット程度のゴールド取引が可能です。
入金ボーナスも活用すれば、自己資金の2倍〜3倍の証拠金でトレードできるようになります。
「いきなり自分のお金を使うのは不安」という初心者の方は、まずボーナスで練習してみてはいかがでしょうか。
次は、国内FXと海外FXのゴールド取引条件を具体的に比較していきます。
国内FXと海外FXのゴールド取引を徹底比較



国内FXと海外FXでは、ゴールドの取引条件に大きな違いがあります。
どちらが自分に合っているか迷っている方も多いのではないでしょうか。
ここでは両者の違いを5つのポイントで比較していきます。
レバレッジの上限に大きな差がある



国内FXと海外FXで最も大きな違いは、レバレッジの上限です。
日本の金融庁は投資家保護の観点から、国内FXのレバレッジを最大25倍に制限しています。
| 項目 | 国内FX | 海外FX |
|---|---|---|
| 最大レバレッジ | 25倍 | 無制限〜1,000倍 |
| 1ロットの必要証拠金 | 約112万円 | 約1円〜28,000円 |
| 少額取引 | 難しい | 可能 |
海外FXなら1,000倍のレバレッジで、国内FXの40分の1の証拠金でゴールドを取引できます。
資金効率を重視するなら、圧倒的に海外FXが有利といえるでしょう。
ただし、ハイレバレッジは利益だけでなく損失も大きくなるため、リスク管理は欠かせません。
スプレッドと取引コストの違い



スプレッドを比較する際は、pipsの単位が異なる点に注意しましょう。
国内FXと海外FXでは1pipsの価値が10倍違うため、見た目の数字だけでは比較できません。
| 項目 | 国内FX | 海外FX |
|---|---|---|
| 1pipsの価値 | 1ドル | 0.1ドル |
| 表示スプレッド | 0.2〜0.5pips | 1.0〜3.0pips |
| 実質コスト (1ロット) | 0.2〜0.5ドル | 0.1〜0.3ドル |
実質コストで比較すると、海外FXの方がむしろ安いケースも多いのです。
例えば海外FXでスプレッド1.5pipsなら実質0.15ドル、国内FXで0.3pipsなら実質0.3ドルのコストです。
スプレッドの数字だけ見て「国内FXの方が安い」と判断するのは早計といえます。
取引時間とプラットフォームの比較



ゴールドの取引時間は、国内FXも海外FXもほぼ同じで平日のほぼ24時間取引できます。
ただし、使える取引プラットフォームには大きな違いがあります。
| 項目 | 国内FX | 海外FX |
|---|---|---|
| 取引時間 | 平日ほぼ24時間 | 平日ほぼ24時間 |
| 取引プラットフォーム | 業者独自ツール | MT4/MT5/cTrader |
| EA (自動売買) | 制限あり | 自由に使える |
海外FXはMT4やMT5といった世界標準のプラットフォームを使えるのが強みです。
豊富なインジケーターやEA (自動売買) を自由に導入できるため、トレードの幅が広がります。
cTraderに対応しているAXIORYなら、板情報を見ながらの精密なトレードも可能です。
スキャルピング制限の有無



スキャルピングの可否は、国内FXと海外FXで大きく異なります。
国内FX業者の中には、スキャルピングを禁止したり嫌がったりするところが少なくありません。
理由としては、短時間での大量注文がサーバーに負荷をかけることや、約定率の低下を招くことが挙げられます。
一方、海外FXはスキャルピングを公認している業者がほとんどで、取引回数の制限もありません。
- スキャルピングを公式に認めている業者が多い
- 高速約定でスリッページが起きにくい
- ストップレベルゼロで細かい注文も可能
- NDD方式で透明性の高い約定が期待できる
ゴールドのボラティリティを活かしたスキャルピングをするなら、海外FXがおすすめです。
ボーナスやキャンペーンの充実度



ボーナスキャンペーンの充実度では、海外FXが圧倒的に有利です。
国内FXにもキャッシュバックなどはありますが、条件が厳しく金額も控えめなことが多いです。
| 項目 | 国内FX | 海外FX |
|---|---|---|
| 口座開設ボーナス | ほぼなし | 5,000〜15,000円 |
| 入金ボーナス | 条件付きで数千円 | 最大100%〜300万円 |
| 取得難易度 | 高い | 低い |
海外FXなら口座開設だけで15,000円、入金すれば最大300万円分のボーナスがもらえる業者もあります。
ボーナスを証拠金として使えるため、自己資金の何倍もの取引が可能になります。
次の章では、ゴールド取引で失敗しないための業者の選び方を解説していきます。
ゴールド取引で失敗しない海外FX業者の選び方



海外FXでゴールドを取引するなら、業者選びで失敗したくないですよね。
業者によって取引条件が大きく異なるため、自分のトレードスタイルに合った業者を選ぶことが大切です。
ここでは、ゴールド取引で失敗しないための業者選びのポイントを6つ紹介します。
スプレッドが狭く取引コストが安い業者を選ぶ



ゴールド取引で利益を出すには、まずスプレッドの狭さをチェックしましょう。
スプレッドは取引ごとに発生するコストなので、狭いほど利益が残りやすくなります。
特にスキャルピングでは取引回数が多くなるため、スプレッドの差が収益に大きく影響します。
- 表示スプレッドだけでなく取引手数料も含めた実質コストで比較する
- 平均スプレッドだけでなく、変動しやすい時間帯の広がり方も確認する
- ECN口座は手数料が別途かかるので、合計で計算する
Exnessのゼロ口座は実質1.1pips、XMTradingのKIWAMI極口座は手数料込みで1.5pipsと低コストです。
「見た目のスプレッドが狭い」だけで選ばず、実質コストで比較するようにしましょう。
詳しくはゴールドのスプレッド比較ランキングをご覧ください。
約定力が高くスリッページが少ない業者を選ぶ



ゴールドは値動きが激しいため、約定力の高さは業者選びで見逃せないポイントです。
約定力が低いと、注文した価格と実際に約定した価格にズレ (スリッページ) が生じてしまいます。
せっかく良いタイミングでエントリーしても、スリッページで利益が削られては意味がありません。
| 海外FX業者 | 約定力 | 特徴 |
|---|---|---|
| XMTrading | 99.35%が1秒以内 | EQUINIX社サーバー採用 |
| AXIORY | 約定率99.9% | cTrader対応で高速約定 |
| TitanFX | 約定率99.8%以上 | Zero Pointテクノロジー |
| Exness | ミリ秒単位 | 超高速約定 |
約定率99%以上の業者を選べば、狙った価格で注文が通りやすくなります。
NDD方式を採用している業者は、ディーラーを介さないため約定が早い傾向にあります。
詳しくは海外FX約定力比較ランキングをご参照ください。
最大レバレッジが高い業者を選ぶ



少ない資金で効率よくゴールドを取引するなら、最大レバレッジの高さも大切です。
レバレッジが高いほど必要証拠金が少なくて済み、資金効率がアップします。
ただし、業者によってはゴールドのレバレッジがFX通貨ペアより低く制限されている場合があります。
| 海外FX業者 | FX最大レバレッジ | ゴールド最大レバレッジ |
|---|---|---|
| Exness | 無制限 | 無制限 |
| XMTrading | 1,000倍 | 1,000倍 |
| FXGT | 5,000倍 | 1,000倍 |
| AXIORY | 2,000倍 | 100倍 |
AXIORYはFXでは2,000倍ですが、ゴールドは100倍に制限されているので注意が必要です。
口座開設前に、ゴールドの最大レバレッジが何倍なのか必ず確認しておきましょう。
詳しくはゴールドの最大レバレッジ比較ランキングをご覧ください。
ボーナスキャンペーンを活用できる業者を選ぶ



資金効率を高めたいなら、ボーナスキャンペーンが充実した業者を選びましょう。
口座開設ボーナスや入金ボーナスを活用すれば、自己資金以上の証拠金でトレードできます。
特に初心者の方は、口座開設ボーナスだけでゴールド取引を体験できるのが大きなメリットです。
| 海外FX業者 | 口座開設ボーナス | 入金ボーナス |
|---|---|---|
| XMTrading | 15,000円 | 最大10,500ドル |
| Vantage Trading | 15,000円 | 最大300万円 |
| FXGT | 15,000円 | 最大143万円 |
| Exness | なし | なし |
15,000円のボーナスがあれば、レバレッジ1,000倍で約0.5ロットのゴールド取引が可能です。
ただし、Exnessのようにスプレッドは狭いけどボーナスがない業者もあります。
取引コストを重視するか、ボーナスを重視するか、自分のスタイルに合わせて選んでみてください。
詳しくは海外FX口座開設ボーナス比較ランキングや海外FX入金ボーナス比較ランキングをご参照ください。
ロスカット水準が有利な業者を選ぶ



ロスカット水準が低い業者を選ぶと、相場の急変動にも耐えやすくなります。
ロスカット水準とは、証拠金維持率がこの数値を下回ると強制決済される基準のことです。
水準が低いほど含み損に耐えられる時間が長くなり、反転を待つ余裕が生まれます。
| 海外FX業者 | ロスカット水準 |
|---|---|
| Exness | 0% |
| Vantage Trading | 10% |
| XMTrading | 20% |
| AXIORY | 20% |
| LandPrime | 30% |
| MiltonMarkets | 50% |
Exnessはロスカット水準0%なので、証拠金がなくなるギリギリまでポジションを維持できます。
ゴールドは瞬間的に大きく動いた後、すぐ戻ることもあるので、この余裕は意外と大きいです。
一方、MiltonMarketsは50%と高めなので、証拠金に余裕を持って取引する必要があります。
マイナススワップが小さい業者を選ぶ



ゴールドを数日以上保有するなら、スワップポイントの大きさも確認しておきましょう。
ゴールドは金利がつかない資産なので、買いポジションではほぼマイナススワップが発生します。
1ロットで1日あたり30〜50ドル (約4,500〜7,500円) のマイナスになる業者も珍しくありません。
- XMTradingのKIWAMI極口座など、スワップフリー口座を使う
- ポジションを翌日に持ち越さず、その日のうちに決済する
- 売りポジション中心のトレードに切り替える (Exnessは売りスワップフリー)
スキャルピングやデイトレードならスワップは気にしなくて大丈夫です。
でも数日〜数週間ポジションを持つスイングトレードなら、スワップフリー口座がおすすめです。
詳しくはゴールドのスワップポイント比較ランキングをご覧ください。
次の章では、ゴールドで実際に利益を出すための取引手法を紹介していきます。
海外FXのゴールドで利益を出すための取引手法



ゴールドで安定して利益を出すには、自分に合った取引手法を見つけることが大切です。
ボラティリティが高いゴールドは、手法によって向き不向きがはっきり分かれます。
ここでは代表的な取引手法と、相場分析の方法を紹介していきます。
スキャルピングで短期売買を繰り返す手法



スキャルピングは数秒〜数分で売買を繰り返し、小さな利益を積み重ねる手法です。
ゴールドは値動きが大きいので、短時間でも十分な値幅を取れるのが魅力です。
1回のトレードで5〜20pips程度を狙い、1日に何度も取引を繰り返すスタイルになります。
- スプレッドが狭い業者・口座を選ぶ (実質1.5pips以下が理想)
- 約定力が高く、スリッページが起きにくい業者を使う
- 損切りラインを明確に決めて、ルールを守る
- 値動きが活発なロンドン時間やNY時間を狙う
スキャルピングは取引回数が多いため、スプレッドのわずかな差が収益に大きく影響します。
ExnessやXMTradingのKIWAMI極口座など、低コストで約定力の高い業者がおすすめです。
詳しくはスキャルピングに適した海外FX業者比較ランキングをご参照ください。
デイトレードで1日の値幅を狙う手法



デイトレードは、その日のうちにポジションを決済する取引スタイルです。
スキャルピングよりも大きな値幅を狙い、1回のトレードで50〜200pips程度の利益を目指します。
ゴールドは1日に1,000pips以上動くこともあるので、デイトレードとの相性は抜群です。
| 時間帯 | 特徴 | おすすめ度 |
|---|---|---|
| 東京時間 (9:00〜15:00) | 比較的穏やかな値動き | △ |
| ロンドン時間 (16:00〜24:00) | 値動きが活発になる | ◎ |
| NY時間 (21:00〜翌6:00) | 最もボラティリティが高い | ◎ |
ロンドン時間とNY時間が重なる21:00〜24:00頃は、特に値動きが激しくなります。
ポジションを翌日に持ち越さないので、スワップを気にしなくていいのもメリットです。
スイングトレードで中期トレンドに乗る手法



スイングトレードは、数日〜数週間かけてトレンドに乗る取引スタイルです。
大きなトレンドを捉えて、一度のトレードで数百〜数千pipsの利益を狙います。
頻繁にチャートを見る必要がないので、忙しい方でも取り組みやすい手法です。
ただし、ポジションを数日持ち越すとマイナススワップが発生する点には注意が必要です。
ゴールドの買いポジションは1日あたり30〜50ドルのマイナススワップになることもあります。
スイングトレードをするなら、XMTradingのKIWAMI極口座のようなスワップフリー口座を選びましょう。
テクニカル分析を活用したエントリー方法



テクニカル分析は、過去の値動きからパターンを読み取ってエントリーポイントを探る方法です。
チャートにインジケーターを表示して、売買のタイミングを判断していきます。
ゴールドは値動きが素直でテクニカルが効きやすいと言われており、初心者でも取り組みやすい銘柄です。
| インジケーター | 特徴 | 使い方 |
|---|---|---|
| 移動平均線 | トレンドの方向を確認 | ゴールデンクロスで買い、デッドクロスで売り |
| RSI | 買われすぎ・売られすぎを判断 | 70以上で売り、30以下で買いを検討 |
| ボリンジャーバンド | 値動きの範囲を可視化 | バンド幅の拡大でブレイクアウトを狙う |
| 水平線・トレンドライン | サポート・レジスタンスを確認 | ラインでの反発やブレイクを狙う |
まずは移動平均線と水平線から始めて、慣れてきたらRSIなどを組み合わせてみましょう。
インジケーターを入れすぎると判断が複雑になるので、2〜3個に絞るのがコツです。
ファンダメンタルズ分析で相場を予測する手法



ファンダメンタルズ分析は、経済状況や金融政策からゴールドの方向性を予測する方法です。
テクニカル分析がチャートを見るのに対し、ファンダメンタルズは「なぜ動くか」を考えます。
ゴールドは米ドルと逆相関の関係にあるため、米国の金融政策が価格に大きく影響します。
- 米国の金利政策 (利上げでゴールド下落、利下げで上昇傾向)
- インフレ率 (インフレが進むとゴールドが買われやすい)
- 地政学リスク (戦争や紛争で安全資産として買われる)
- 米ドルの強弱 (ドル安でゴールド上昇、ドル高で下落)
たとえばFRBが利下げを発表すると、ドルの魅力が下がりゴールドに資金が流れやすくなります。
テクニカル分析と組み合わせることで、より精度の高いトレードができるようになるでしょう。
経済指標や世界情勢をチェックする重要性



ゴールドを取引するなら、経済指標の発表スケジュールは必ずチェックしておきましょう。
指標発表の直後は値動きが荒くなり、スプレッドも広がりやすくなります。
特に米国の雇用統計やFOMC (金利政策決定会合) の発表前後は要注意です。
| 経済指標 | 発表頻度 | ゴールドへの影響 |
|---|---|---|
| 米雇用統計 | 毎月第1金曜 | 非常に大きい |
| FOMC政策金利発表 | 年8回 | 非常に大きい |
| 米CPI (消費者物価指数) | 毎月 | 大きい |
| 米GDP | 四半期ごと | 大きい |
指標発表の15分前〜発表後30分は、初心者はポジションを持たない方が無難です。
また、中東情勢や米中関係など、地政学リスクに関するニュースもゴールド価格を動かします。
経済カレンダーやニュースサイトを毎日チェックする習慣をつけておくと、相場の急変にも対応しやすくなります。
次は、ゴールド取引に必要な証拠金の計算方法と取引時間を確認していきましょう。
ゴールド取引に必要な証拠金と取引時間



ゴールド取引を始める前に、必要な証拠金や取引時間を把握しておきましょう。
FX通貨ペアとは計算方法や取引可能な時間が異なるので、事前に確認しておくと安心です。
ここではゴールドの証拠金計算や1pipsの価値、取引時間について解説します。
ゴールドの必要証拠金を計算する方法



ゴールドの必要証拠金は、価格・ロット数・レバレッジから計算できます。
計算式を覚えておくと、自分の資金でどれくらいのポジションが持てるかすぐに分かります。
必要証拠金 = ゴールド価格 × 100 (1ロットの数量) × ドル円レート ÷ レバレッジ
具体的な例で計算してみましょう。
- ゴールド価格:2,800ドル
- ドル円レート:150円
- 取引ロット:1ロット (100オンス)
- レバレッジ:1,000倍
2,800ドル × 100 × 150円 ÷ 1,000 = 42,000円
つまり、レバレッジ1,000倍なら約42,000円の証拠金で1ロットのゴールドを取引できます。
0.1ロットなら約4,200円、0.01ロットなら約420円という計算になります。
1ロットあたりの取引量と1pipsの価値



海外FXのゴールドは、1ロット = 100トロイオンスが基本となっています。
この単位はどの海外FX業者でもほぼ共通なので、覚えておくと便利です。
| ロット数 | 取引量 | 1pipsの価値 | 10pips動いた場合の損益 |
|---|---|---|---|
| 1ロット | 100オンス | 約10ドル (約1,500円) | 約15,000円 |
| 0.1ロット | 10オンス | 約1ドル (約150円) | 約1,500円 |
| 0.01ロット | 1オンス | 約0.1ドル (約15円) | 約150円 |
※1ドル = 150円で計算
1ロットで1pips動くと約10ドル (約1,500円) の損益が発生します。
ゴールドは1日に数百pips動くことも珍しくないので、ロット管理はとても大切です。
初心者の方は0.01〜0.1ロットから始めて、値動きに慣れてから徐々にロットを上げていきましょう。
ゴールドの取引時間と休場日



ゴールドの取引時間は、FX通貨ペアよりも約1時間遅く始まるのが特徴です。
土日は取引できず、平日のほぼ24時間が取引可能な時間帯となっています。
| 海外FX業者 | 夏時間 | 冬時間 |
|---|---|---|
| XMTrading | 7:05〜翌5:55 | 8:05〜翌6:55 |
| Exness | 7:05〜翌5:55 | 8:05〜翌6:55 |
| Vantage Trading | 7:05〜翌5:55 | 8:05〜翌6:55 |
| AXIORY | 7:00〜翌6:00 | 8:00〜翌7:00 |
早朝6:00〜7:00頃は取引できない時間帯があり、この前後はスプレッドも広がりやすいです。
また、クリスマスや年末年始は取引時間が短縮されたり休場になったりするので注意しましょう。
各業者の公式サイトで、祝日の取引スケジュールを事前に確認しておくと安心です。
次の章では、ゴールド取引で気をつけるべき注意点とリスクについて解説していきます。
海外FXでゴールドを取引するときの注意点とリスク



ゴールド取引には大きな利益を狙えるメリットがある一方、リスクも存在します。
事前に注意点を知っておけば、思わぬ損失を避けやすくなるでしょう。
ここでは海外FXでゴールドを取引する際の注意点とリスクを6つ紹介します。
ボラティリティが高く急激な価格変動が起こる



ゴールドの高いボラティリティは、利益だけでなく損失も大きくなる可能性があります。
1日に1,000pips以上動くこともあり、「毎日が雇用統計」と言われるほど値動きが激しいです。
わずか数分で100pips以上動くこともあるため、目を離した隙に大きな含み損を抱えるケースも珍しくありません。
ドル円やユーロドルの感覚でポジションを持つと、想像以上の損失になることがあります。
ゴールドを取引する際は、必ず損切りラインを決めてから注文を入れるようにしましょう。
「もう少し待てば戻るかも」という考えは危険なので、ルールを決めたら必ず守ることが大切です。
ハイレバレッジはロスカットリスクも高まる



ハイレバレッジは資金効率を高める反面、ロスカットされやすくなるリスクもあります。
レバレッジを上げるほど少ない値動きで証拠金維持率が大きく変動するからです。
ボラティリティの高いゴールドでハイレバレッジを使うと、一瞬でロスカットされる可能性もあります。
| レバレッジ | 50pips逆行した場合の損失 | ロスカットリスク |
|---|---|---|
| 100倍 | 約7,500円 | 低い |
| 500倍 | 約7,500円 | 中程度 |
| 1,000倍 | 約7,500円 | 高い |
※1ロットで50pips逆行した場合 (1ドル=150円)
損失額は同じでも、高いレバレッジほど証拠金維持率が急激に下がります。
初心者のうちは実効レバレッジを50〜100倍程度に抑えて、無理のない取引を心がけましょう。
買いポジションはマイナススワップが発生しやすい



ゴールドの買いポジションを翌日に持ち越すと、ほぼ確実にマイナススワップが発生します。
金は金利を生まない資産なので、保有コストがスワップとして差し引かれる仕組みです。
業者によっては1ロットあたり1日30〜50ドル (約4,500〜7,500円) のマイナスになることもあります。
1週間保有するだけで、スワップだけで3万円以上の損失になるケースも珍しくありません。
買いポジションを数日以上持つ予定なら、XMTradingのKIWAMI極口座などスワップフリー口座を使いましょう。
デイトレードやスキャルピングでその日のうちに決済するなら、スワップは気にしなくて大丈夫です。
早朝や指標発表時はスプレッドが拡大する



ゴールドのスプレッドは常に一定ではなく、時間帯や相場状況によって広がることがあります。
特に早朝の6:00〜7:00頃は市場参加者が少なく、流動性が低下するためスプレッドが広がりやすいです。
普段1.5pipsの業者でも、早朝は5〜10pips以上に広がるケースがあります。
- 日本時間の早朝 (6:00〜7:00頃)
- 米雇用統計やFOMCなど重要指標の発表前後
- クリスマスや年末年始などの祝日前後
- 突発的なニュースで相場が急変動したとき
スプレッドが広い状態でエントリーすると、最初から不利な位置でスタートすることになります。
早朝や指標発表の直前直後は、なるべく取引を避けた方が無難でしょう。
約定拒否やスリッページが起こる可能性がある



相場が急変動している場面では、注文が希望価格で通らないことがあります。
これをスリッページと呼び、特にゴールドのように値動きが激しい銘柄で起こりやすいです。
「2,800ドルで買い注文を出したのに、2,805ドルで約定した」といったズレが発生する可能性があります。
また、極端に相場が荒れているときは、注文自体が拒否 (リクオート) されることも。
スリッページを減らすには、約定力の高い業者を選ぶことが一番の対策になります。
XMTradingやAXIORYは約定率99%以上を誇るので、スリッページのリスクを抑えられるでしょう。
FX通貨ペアとは取引条件が異なる点に注意



ゴールドとFX通貨ペアでは、取引条件が異なる業者が多いので注意しましょう。
同じ業者でも、ゴールドだけレバレッジが低かったり、スプレッドが広かったりすることがあります。
| 業者 | FX最大レバレッジ | ゴールド最大レバレッジ |
|---|---|---|
| XMTrading | 1,000倍 | 1,000倍 |
| FXGT | 5,000倍 | 1,000倍 |
| AXIORY | 2,000倍 | 100倍 |
AXIORYはFXで2,000倍なのに、ゴールドは100倍に制限されています。
取引時間もFXより約1時間遅く始まるため、早朝のトレードを考えている方は要確認です。
口座を開設する前に、ゴールドの取引条件を公式サイトで必ずチェックしておきましょう。
最後に、海外FXのゴールド取引でよくある質問にお答えしていきます。
海外FXのゴールドに関するQ&A



海外FXのゴールド取引でよくある質問をまとめました。
初心者の方が疑問に感じやすいポイントを解説しているので、参考にしてみてください。
- GOLDとXAUUSDの違いは何ですか?
-
どちらも同じ金の価格を指しています。XAUUSDは「金を米ドル建てで取引する」という意味で、海外FXではこの表記が一般的です。業者によってはGOLDと表示されることもありますが、取引内容は同じです。
- ゴールドの1pipsはいくらですか?
-
海外FXのゴールドは1pips = 0.1ドルです。1ロット (100オンス) で取引した場合、1pipsの変動で約10ドル (約1,500円) の損益が発生します。
- ゴールド取引の必要証拠金はいくらですか?
-
レバレッジ1,000倍の業者なら、1ロットあたり約28,000〜42,000円の証拠金で取引できます。0.01ロットなら数百円から始められるので、少額からでもチャレンジ可能です。
- MT4・MT5でゴールドを表示する方法は?
-
「表示」→「気配値表示」をクリックし、銘柄一覧から「GOLD」または「XAUUSD」を右クリックして「チャート表示」を選択します。銘柄が見つからない場合は「すべて表示」で追加してください。
- 海外FXと国内FXどちらがゴールド取引に有利?
-
ハイレバレッジやボーナスを活用したいなら海外FXが有利です。国内FXはレバレッジ25倍までですが、海外FXなら1,000倍以上で取引でき、ゼロカットシステムで追証リスクもありません。
- ゴールドのスプレッドが狭い業者はどこですか?
-
Exnessのゼロ口座が実質約1.1pipsで最も狭く、次いでVantage Tradingが約1.3pips、XMTradingのKIWAMI極口座が1.5pipsとなっています。スキャルピングならこの3社がおすすめです。
- ゴールド取引で失敗しないコツは?
-
損切りラインを必ず設定し、最初は0.01〜0.1ロットの小さなポジションから始めましょう。値動きに慣れるまでは実効レバレッジを抑えて、早朝や指標発表時の取引は避けるのが無難です。
まとめ
海外FXのゴールド取引は、ハイレバレッジと大きなボラティリティを活かして効率よく利益を狙える投資方法です。
業者選びでは、スプレッドの狭さ・レバレッジの高さ・ボーナスの充実度を比較して、自分のトレードスタイルに合った口座を選びましょう。
総合力で選ぶならXMTradingのKIWAMI極口座、スプレッド重視ならExnessのゼロ口座、ボーナスを活用したいならVantage Tradingがおすすめです。
まずは口座開設ボーナスを使ってノーリスクでゴールド取引を体験し、値動きに慣れてから本格的にトレードを始めてみてください。
総合スペックで見る海外FXおすすめ業者比較ランキングはこちら









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