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MT4とMT5の違い: 徹底比較と選び方のポイント
目次
1. 基本的な違い
リリース時期と開発会社
- MT4:2005年にMetaQuotes社がリリース。
- MT5:2010年に同じくMetaQuotes社がリリース。
プログラミング言語
- MT4:MQL4
- MT5:MQL5(互換性なし)
プラットフォームの構造
- MT4:32ビットアプリケーション
- MT5:64ビットアプリケーション
2. パフォーマンスと機能
動作スピードとメモリ使用量
- MT4:32ビットのため、メモリ使用量が多く、大量のチャートを開くと動作が遅くなる。
- MT5:64ビットのため、メモリ使用量が少なく、よりスムーズな動作が可能。
時間足の種類
- MT4:9種類(1分足、5分足、15分足、30分足、1時間足、4時間足、日足、週足、月足)
- MT5:21種類(MT4の種類に加え、2分足、3分足、4分足、6分足、10分足、12分足、20分足、2時間足、3時間足、6時間足、8時間足、12時間足)
標準インジケーターの数
- MT4:30種類
- MT5:38種類
3. カスタムインジケーターと自動売買
カスタムインジケーター
- MT4:数千種類のカスタムインジケーターが提供されており、トレーダーにとっての選択肢が豊富。
- MT5:カスタムインジケーターの数がまだ少ないが、今後の増加が期待される。
自動売買システム(EA)
- MT4:豊富なEAが提供されており、選択肢が多い。
- MT5:EAの数が少ないが、開発環境が進化しており、高速なバックテストが可能。
4. 取引環境と対応業者
対応する業者
- MT4:多くの海外FX業者で採用されている。ミルトンマーケッツでも使用可能。
- MT5:一部の業者でのみ採用されており、利用可能な業者が限られている。
板情報の有無
- MT4:板情報の機能がない。
- MT5:一部の業者で板情報を確認できる。
5. 取引スタイル別の選び方
裁量トレーダー
- MT5がおすすめ:時間足の種類が豊富で、動作が軽快。
カスタムインジケーター活用
- MT4がおすすめ:豊富なカスタムインジケーターが利用可能。
自動売買トレーダー
- 現状ではMT4がおすすめ:多くのEAが提供されている。
- 自身でEAを開発するならMT5も選択肢:高速なバックテストが可能。
MT4とMT5は、それぞれ異なる特徴と利点を持っています。カスタムインジケーターやEAの豊富さを重視するならMT4、高度な分析機能や軽快な動作を求めるならMT5を選ぶと良いでしょう。自分の取引スタイルに最適なプラットフォームを選び、快適なトレード環境を整えましょう。
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