Milton Markets
ミルトンマーケッツ
更新 2025年12月

損失を抑えるために知っておきたい資金管理ルール

勝ち方より先に、負け方を決める。1〜2%のリスク管理、損切り、ロット調整まで。資金を守りながら続けるための基本をまとめました。

まずは2分でここだけ

  1. 1リスクは 1%(保守的)または2%(標準)を決める
  2. 2損切り(SL)を先に決める
  3. 3計算機でロットを確定する

補足:可能ならリスクリワード(RR)1:1.5〜1:2を目安に。最初は損失を小さく固定することが優先です。

なぜリスク管理は、取引戦略よりも大切なのか

どれだけ優れた戦略を持っていても、うまくいかないときはあります。そんなときでも、大きな損失を防いでくれるのが「リスク管理」です。

実際、多くのトレーダーが途中でつまずいてしまうのは、戦略が悪いからではありません。自分の資金をどう守るか、という視点が足りないことが原因です。

投資で長く安定して続けていくための3つの土台

  • • リスク管理(資金を守る)
  • • 取引手法(いつ売買するか)
  • • メンタルコントロール(冷静さを保つ)

この3つのうち、最初に土台として身につけたいのがリスク管理です。

リスクを抑えることができれば、焦らずに取引に向き合えるようになりますし、たとえ負けても立て直すことができます。

「どうやって勝つか」よりも、「どうすれば資金を守れるか」。

それを考えることが、結果として安定的な利益につながります。

リスク管理の黄金律

1. 1回の取引リスクは「2%以内」をベースラインに

リスク管理でよく使われる目安が「2%ルール」です。1回の取引で許容する損失を、口座残高の2%以内に抑える考え方で、資金を守りながら継続しやすくなります。

より慎重に運用したい場合は、1%を保守的な選択肢として使うのも良い方法です。 自分のリスク許容度と取引スタイルに応じて調整しましょう。

例:

  • 口座サイズ:100万円
  • 取引ごとのリスク:2% = 2万円(保守的なら1% = 1万円)
  • ストップロス:50ピップ
  • ポジションサイズ:計算機で確認

※ピップ値は通貨ペア・口座通貨によって異なります。正確なロットは計算機をご利用ください。

2. すべての取引にストップロスを使用

ストップロスは、リスクを一定に保つための必須ルールです。 エントリー前に「損切り位置」を決めておくことで、想定外の損失拡大を防ぎやすくなります。 一度決めた損切り位置は、基本的に不利な方向へ動かさないようにしましょう。

ストップロスでよくあるミス:

  • • ストップロスを使用しない(市場が反転することを期待する)
  • • 損失時にストップロスをさらに遠くに移動する
  • • ストップロスを狭すぎる場所に設定する(通常のボラティリティでストップアウトされる)

3. 損小利大を意識する

トレードでは、毎回の勝ち負けにこだわるよりも、「負けを小さく、勝ちを大きく」することが大切です。これを「損小利大(そんしょうりだい)」と言います。

例えば、負けたときの損失が1万円で、勝ったときの利益が2万円なら、2回に1回勝てなくても、トータルでプラスになりやすくなります。

リスクリワード(RR)比率はあくまで目安ですが、「利益は損失の2倍を目指す」という考え方を持っておくと、長く安定したトレードにつながります。

初心者のうちは最初から毎回1:2を守るのは難しいかもしれません。それでも「少なくとも損失より利益が大きくなる形を目指す」という意識だけで大きな差が出ます。

勝率と損小利大の考え方(参考)

損小利大を意識すると、勝率だけに振り回されにくくなります。

例えば「損失1万円に対して利益2万円」を狙える場面が増えるほど、勝率が高くなくてもトータルでプラスになりやすくなります。

ただし、最初から毎回この比率を狙う必要はありません。まずは「損失を小さく固定し、利益を伸ばせる形を増やす」ことから始めましょう。

ポジションサイジングの基礎

ポジションサイジングとは、リスクの割合(%)を実際のロットサイズに変換する方法です。多くのトレーダーがこの部分でつまずきやすいため、しっかり理解しておきましょう。

基本の計算式

ポジションサイズ = 口座リスク ÷(ストップロス幅 × 1ピップあたりの価値)
  • • 口座リスク:1回のトレードで許容する損失金額(例:100万円の2% = 2万円)
  • • ストップロス幅:損切りまでのピップ数(例:30pips)
  • • ピップ値:1ロットあたり1pipsでいくら動くか(通貨ペアによって異なります)

円建て口座の計算例

口座残高 100万円

2%リスク = 2万円

1%リスク = 1万円

口座残高 50万円

2%リスク = 1万円

1%リスク = 5千円

口座残高 30万円

2%リスク = 6千円

1%リスク = 3千円

※この金額を超えない範囲で損切りが発動するようロットを調整します。

注意点

この計算は正確性が重要です。手動計算はミスの原因になりやすいので、計算機を使って確認するのがおすすめです。

自分のトレードスタイルに合ったロットサイズを把握できると、落ち着いて取引ができるようになります。

レバレッジと証拠金の注意点(重要)

レバレッジが高いほど、少ない証拠金で大きな取引ができます。その分、ロットを大きくしすぎると証拠金維持率が下がり、損切り(SL)に到達する前に強制ロスカット(ストップアウト)になる場合があります。

ロットは「損失額」だけでなく「証拠金維持率」も意識して調整しましょう。迷ったら、まずは小さめのロットが安全です。

よくあるリスク管理の間違い

リスクを取りすぎる

✔ 対策:1回の取引リスクは資金の2%以内に抑える(保守的なら1%)

ストップロスを入れない

✔ 対策:エントリーと同時にストップロスを設定する

損失時にストップロスを動かす

✔ 対策:最初に決めた損切り位置を守る(不利な方向には動かさない。動かすなら建値方向のみ)

結論:リスク管理はトレードを長く続けるための大切な土台

リスク管理は派手さはありませんが、相場の世界で長く生き残るために欠かせない考え方です。利益ばかりを追いかけるのではなく、資金を守るという意識があるかどうかで、トレードの安定感は大きく変わります。

うまくいく時もあれば、思い通りにいかない時もあるのが相場です。だからこそ、自分の大切なお金を守る力を持っていることが、次のチャンスにつながっていきます。

トレードをはじめたばかりの方は、まずは大きく勝つことよりも、大きく負けないことを意識してみてください。その積み重ねが、やがてしっかりとした利益につながっていきます。

※取引にはリスクが伴います。無理のない資金管理を徹底してください。

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リアル口座で取引する前に、まずはデモ口座でリスク管理を練習するのもおすすめです。仮想資金でストップロスやロットサイズの感覚をつかんでみましょう。

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