マーケット分析

市場は為替介入を警戒、ドル円は143円台でもみ合い【2023年6月27日】

2023年6月27日

Markets Analysis

ファンダメンタル分析

  • 米株価指数は下落、AI株を含むハイテク株の売りが続く
  • 神田財務長官は「足元の円安は急速で一方的」とコメント
  • ドル円は143円後半が重たくなり一時143円割れ、反発するも高値を超えられず
  • ロシアの政情不安の影響は限定的、原油価格にほとんど影響なし

ドル円テクニカル分析

ドル円は日財務長官の円安けん制発言で上値が重たくなった。1日の移動平均である24移動平均線で支えられていたが、円安けん制発言でロンドン時間に143円割れとなった。買い戻しが入るも、143.80円の高値を超えられていない。総合的に考えると、1時間足では上昇基調が一服したと考え、次は短期下落基調となると予想できる。

RSI

RSIを分析すると、70の高値を付けてから一貫して下落基調となっている。RSIは一定期間内の上昇の動きと下降の動きの比率と考えることができる。現在、52となっているので上昇と下降の勢力がほぼ拮抗している。RSIが50を割れば、下落の勢いが強い相場であり、さらなる売りを誘発する可能性があるため、注意したい。

為替介入水準の予想

前回の為替介入は145円近辺で実施された。今回も、実施するとすれば、前回の為替水準付近と考えられる。145.35円、145.55円付近まで急騰した場合、実施される可能性が非常に高まるため、過度な買いの深追いには注意したい。

サポート・レジスタンスライン

今後、考慮すべきレジスタンスラインは以下のとおり。

145.35円・・為替介入警戒水準

144.60円・・本日の上値目安水準

142.90円・・主要支持帯

【ドル円/1時間足】

市場センチメント

USDJPY 売り:71% 買い:29%

本日の重要経済指標

経済指標やイベント日本時間
米耐久財受注21:30
カナダ消費者物価指数21:30
米5月新築住宅販売件数23:00

※当記事内のトレードアドバイスは、ミルトンマーケッツからのものではなく、国際認定テクニカルアナリストShu Fujiyasu Jr.(シュウ・フジヤス・ジュニア)からの提供となります。

執筆者

Shu Fujiyasu Jr.(シュウ・フジヤス・ジュニア)

認定テクニカルアナリスト(CMTA)取得
国際認定テクニカルアナリスト(CFTe)取得

金融機関向けテクニカル分析レポート執筆者。自身も毎日FX・CFDトレードを実践しており、現役トレーダーによる実際の取引に役立つ情報を提供。事前に知っておきたい相場の流れ、注目の通貨ペア、意識されやすい価格帯、ファンダメンタルを詳細かつ簡潔に解説。

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