ドル円は150円を突破、年初来高値を更新【2023年10月26日】
2023年10月26日
Markets Analysis
目次
ファンダメンタル分析
- ドル円は150円を突破、150.30円まで進行し高値を更新
- .米株価指数は下落、米企業の決算が振るわず
- 米株価は下落も円安に、円へのリスク回避の動きが見られず
ドル円テクニカル分析
ドル円はレンジ相場を抜け、150.30円まで上昇。年初来高値を更新し、150円台で推移している。非常に狭いレンジ相場を形成していたが、円高にはならず、ジリジリと上昇へと傾いた。日銀の修正観測も一部ででているが、ファンダメンタル的には上昇基調が継続すると予想される。
150円台になると、市場介入観測もでるため、上がりにくくなる可能性はあるものの、150.90円を目標に上昇するのではないかと予想する。米経済は堅調さを維持しており、ドルは非常に強い。今後の円安がどこまで進むか、注視したい。
デイトレード戦略(1時間足)
ドル円の1時間足チャートを分析する。150円台に突入し、ストップロスを約定させて一気に150.30円まで上昇したことが確認できる。米経済指標が高金利にもかかわらず、堅調さを維持しており、追加利上げの観測もでてくる。
RSIは60台で推移しており、下落の兆しはない。今後は149.95円が支持線となる可能性がある。フィボナッチエクスパンションの100%に該当するのは152.80円であるが、主要な目標値は151.95円付近と予想する。
デイトレード方針は、150.50円付近での逆張りがいいのではないかと考える。エントリーは150.53円、決済は150.10円、ストップは150.80円とする方針。
サポート・レジスタンスライン
今後、考慮すべきサポート・レジスタンスは以下のとおり。
150.90円・・主要な抵抗線
150.08円・・ピボットポイント
市場センチメント
USDJPY 売り:79% 買い:21%
本日の重要経済指標
経済指標やイベント | 日本時間 |
EU政策金利発表 | 21:15 |
米コア耐久財受注 | 21:30 |
米国内総生産 | 21:30 |
欧州中央銀行記者会見 | 21:45 |
※当記事内のトレードアドバイスは、ミルトンマーケッツからのものではなく、国際認定テクニカルアナリストShu Fujiyasu Jr.(シュウ・フジヤス・ジュニア)からの提供となります。
執筆者
Shu Fujiyasu Jr.(シュウ・フジヤス・ジュニア)
認定テクニカルアナリスト(CMTA)取得
国際認定テクニカルアナリスト(CFTe)取得