ファンダメンタル分析

• イスラエル軍は地上作戦を遂行、中東情勢は先が見通せず
• ドル円は日銀政策会合とリスク回避の動きで下落
• ゴールドは節目の2000ドルを大きく上回る、中東情勢のエスカレートを懸念

ゴールドテクニカル分析

ゴールド相場の日足チャートを分析する。中東情勢の不透明さと米株式市場の調整局面入りが、投資家のリスク回避姿勢を強め、安全資産であるゴールドに資金が流入している。この状況から、ゴールドは引き続き上昇する可能性が高い。

しかし、日足のRSIは67であり、一時的な調整の可能性も考慮する必要がある。今後のゴールドの目標価格は、2032ドル、2048ドル、そして2081ドルと見られる。市場の不安が続く限り、ゴールドの上昇は続くだろう。

デイトレード戦略（1時間足）

ゴールド相場の1時間足チャートを分析する。朝方から2000ドルまで一時的に値下がりしているが、これは一時的な調整と考えられる。1997ドルと2000ドルのレベルは支持線として機能する可能性が高い。また、フィボナッチリトレースメントの61.8％に該当する1977ドル付近でも反転の可能性がある。

デイトレードの戦略としては、2000ドル、1997ドル、1977ドルの各レベルで買い指値を入れ、目標は2032ドル、ストップは1970ドルに設定したい。ただし、中東情勢に関する突発的なニュースには注意が必要だ。

サポート・レジスタンスライン

今後、考慮すべきレジスタンスラインは以下のとおり。

2048ドル・・過去の抵抗線

2032ドル・・過去の抵抗線

1997ドル・・直近レンジの上限（支持帯）

市場センチメント

XAUUSD　売り：68％　買い：32％

本日の重要経済指標

※当記事内のトレードアドバイスは、ミルトンマーケッツからのものではなく、国際認定テクニカルアナリストShu Fujiyasu Jr.（シュウ・フジヤス・ジュニア）からの提供となります。

執筆者

Shu Fujiyasu Jr.（シュウ・フジヤス・ジュニア）

認定テクニカルアナリスト（CMTA）取得
国際認定テクニカルアナリスト（CFTe）取得