ファンダメンタル分析

• 来年以降の米利下げ期待でゴールドは上昇、金利動向に注目
• ゴールドは2000ドル台に回復、直近高値である2009ドルを目指す展開
• ファンダメンタルはリスク回避から利下げ期待に変化

ゴールドテクニカル分析

ゴールド相場の日足チャートを分析する。現在、240日移動平均線が強く意識されており、このラインで反発する動きが視認できる。

RSIも50で反発しており、上昇基調が継続していることが分かる。直近の高値と安値にフィボナッチエクスパンションを描画すると、2053ドルが61.8％に該当する。過去の主要な高値として2007ドル、2032ドルが意識されることが予想される。

ファンダメンタル分析では、中東紛争よりも金利観測が市場に重視されている状況だ。特に2053ドルや2007ドル、2032ドルの価格帯では市場の反応に注意を払うことが重要である。

デイトレード戦略（1時間足）

ゴールド相場の1時間足チャートを分析する。現在、上昇トレンドラインを描画できる状況にあり、2007ドルの抵抗帯が上値のポイントとなっている。RSIは61に上昇しており、70を目指す上昇トレンドが続いている。上昇トレンドラインに接近した際の押し目買いが望ましい取引戦略となりそうだ。

デイトレードの方針としては、買いポジションを取り、1995ドルでのエントリー、2007ドルでの決済、1990ドルでのストップロスを設定するのが適切と考えられる。

サポート・レジスタンスライン

今後、考慮すべきレジスタンスラインは以下のとおり。

2007.5ドル・・過去の主要高値

2009ドル・・日足の直近高値

市場センチメント

XAUUSD　売り：72％　買い：28％

本日の重要経済指標

Shu Fujiyasu Jr.（シュウ・フジヤス・ジュニア）

認定テクニカルアナリスト（CMTA）取得
国際認定テクニカルアナリスト（CFTe）取得