ファンダメンタル分析

• 市場は米金利低下を見込んだ動きが目立つ
• FRB議長はインフレ抑制を認めるも先行する動きをけん制
• 週明けのゴールドは2130ドルまで上昇、わずか20分で50ドル上昇

ゴールドテクニカル分析

ゴールド相場の日足チャートを分析する。週明けには、イスラエル軍のガザ南部侵攻、ドル安、米金利低下期待が絡み合い、わずか20分で50ドルの急騰を記録。この影響でゴールドはエクスパンションの100％に該当する2130ドルに到達した。

しかし、RSIが一時92に達し、過熱感から売りが強まる可能性が高い。目標価格に早くも到達したことから、短期的には売り目線で考えるのが妥当と思われる。どこまで下落するかは未知数であり、新たな価格水準での取引となるため、慎重に様子を見たい。

デイトレード戦略（1時間足）

ゴールド相場の1時間足チャートを分析する。過去最高値水準に到達したため、利益確定売りが出始めることが予想される。現在の価格動向は中東情勢の緊迫化やドル安の影響を受けているが、具体的な要因は明確でない。

このため、一旦は調整の動きが起こり、大きな下落が見られる可能性がある。この場合、24移動平均線付近が良い押し目買いの機会になるかもしれない。特に2060ドル付近まで下落した場合、短期的な買いのチャンスと考えたい。

デイトレード方針は、2060ドルでエントリーし、2080ドルで決済、2055ドルをストップとする。

サポート・レジスタンスライン

今後、考慮すべきサポート・レジスタンスラインは以下のとおり。

2130ドル・・エクスパンションの100％

2091ドル・・24日移動平均線

市場センチメント

XAUUSD　売り：75％　買い：25％

本日の重要経済指標

Shu Fujiyasu Jr.（シュウ・フジヤス・ジュニア）

認定テクニカルアナリスト（CMTA）取得
国際認定テクニカルアナリスト（CFTe）取得