ドル円のレンジ幅が縮小、トレンドラインをブレイクするかに注目【2024年2月20日】
2024年2月20日
Markets Analysis
目次
ファンダメンタル分析
- 米祝日で為替市場はボラティリティ減少
- ドル円は149.90より下値は堅い、
ドル円テクニカル分析
ドル円の日足チャートを分析する。ドル円は一目均衡表の転換線に支えられている。149.90円より下値は堅く、直近では4回ほど、反発している。RSIは61で推移しており、堅調な上昇基調を維持。
昨日は米株式市場が祝日だったため、レンジ幅が小さくなっているが、何かのきっかけでドル高となれば、再び円安トレンドが発生する可能性がある。今週はFOMC議事要旨が公表予定であり、変動する可能性がある。
また、要人発言によっても、ドル高に誘導される可能性があるため、注意が必要だ。
デイトレード戦略(1時間足)
ドル円の1時間足チャートを分析する。ドル円は149.90円が支持線となっており、下値が堅くなっている。高値が切り下がっており、下落トレンドラインをブレイクアウトすれば、N字型の形状が出現する可能性がある。
この場合、目標価格は151.19円付近となる。1時間足の小さな雲の中で推移しており、雲を抜けたタイミングで上昇するかもしれない。RSIは54で推移しており、上昇基調の水準で推移している。
デイトレード方針は買い、一目均衡表の雲を抜けたタイミングでエントリーを検討し、150.60円付近で決済したい。149.90円を割ればストップとする。
サポート・レジスタンスライン
今後、考慮すべきサポート・レジスタンスラインは以下のとおり。
149.90円・・主な支持線
市場センチメント
USDJPY 売り:58% 買い:42%
本日の重要経済指標
経済指標やイベント | 日本時間 |
豪金融政策議事要旨 | 9:30 |
カナダ消費者物価指数 | 22:30 |
米景気先行指数 | 深夜0時 |
Shu Fujiyasu Jr.(シュウ・フジヤス・ジュニア)
認定テクニカルアナリスト(CMTA)取得
国際認定テクニカルアナリスト(CFTe)取得
金融機関向けテクニカル分析レポート執筆者。自身も毎日FX・CFDトレードを実践しており、現役トレーダーによる実際の取引に役立つ情報を提供。事前に知っておきたい相場の流れ、注目の通貨ペア、意識されやすい価格帯、ファンダメンタルを詳細かつ簡潔に解説。