マーケット分析

ドル円は下落が続く、米消費者物価指数によるボラティリティ上昇に注意【2024年3月12日】

2024年3月12日

Markets Analysis

ファンダメンタル分析

  • 本日は米消費者物価指数が発表予定
  • 金利引き締めを予想する投資家も一定数存在、為替相場はドル売り優勢
  • ドル円は200日移動平均線を割り込む

ドル円テクニカル分析

ドル円の日足チャートを分析する。ドル円は続落しており、一時146.50円台の安値を付けた。来週には日銀会合が開催され、マイナス金利解除となるか、市場は固唾をのんで見守っている。

米国では消費者物価指数が発表される。主に、米ドルの動きが高まる日である。インフレが抑制されればドル安方向への動きが強まりそうだが、インフレが予想を上回れば、高金利状態が続くと予想し、これまでのショートカバーの動きが発生する可能性がある。

ドル円は大きな雲の中に突入しており、動きが複雑になっている。突然の急変動に備え、リスク管理をしっかりしたい。

【ドル円/日足】

デイトレード戦略(1時間足)

ドル円の1時間足チャートを分析する。146.50円の支持線を前に、下落が一服している状態だ。RSIを分析すると、わずかながら安値が切り上がっている。146.50円より下値はやや堅い印象。

転換線が基準線を下回り、もみ合いとなっているため、東京市場はレンジ相場となる可能性がある。どちらにしろ、本日の米CPIを控えて、動きにくいだろう。

デイトレード方針はレンジ相場の上限付近である147.20円付近で短期売り、146.80円付近で買い戻し、147.35円でストップとしたい。ただし、ロンドン市場以降は米CPIを控えた様子見相場になりそうなため、トレードはCPIの発表後に再開する方針。

サポート・レジスタンスライン

今後、考慮すべきサポート・レジスタンスラインは以下のとおり。

146.50円・・過去の重要な支持線

【ドル円/1時間足】

市場センチメント

USDJPY 売り:8% 買い:92%

本日の重要経済指標

経済指標やイベント日本時間
豪建築許可件数9:30
英平均賃金&雇用統計16:00
独消費者物価指数16:00
米消費者物価指数21:30

Shu Fujiyasu Jr.(シュウ・フジヤス・ジュニア)

認定テクニカルアナリスト(CMTA)取得
国際認定テクニカルアナリスト(CFTe)取得

金融機関向けテクニカル分析レポート執筆者。自身も毎日FX・CFDトレードを実践しており、現役トレーダーによる実際の取引に役立つ情報を提供。事前に知っておきたい相場の流れ、注目の通貨ペア、意識されやすい価格帯、ファンダメンタルを詳細かつ簡潔に解説。

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