ゴールドは下落、米消費者物価指数に注目【2024年1月11日】
ファンダメンタル分析
米消費者物価指数が本日発表予定
インフレ鈍化ならゴールドに下落圧力
ECB高官は早期利下げ期待をけん制するコメント
ゴールドテクニカル分析
ゴールド相場の日足チャートを分析する。ゴールドは上昇チャネルを割っており、2016ドルが主要な支持線となる。2006ドル~2016ドルは強い支持帯として機能すると考えられる。
240日移動平均線は横ばいで、本格的な上昇基調にはなっていない。RSIは50.9であり、50を割るかどうかが重要なポイントである。50を割れば、ゴールドの下落圧力が高まり、2000ドル付近まで下落する可能性がある。
本日の米CPIは、市場の注目点であり、米インフレの鈍化やディスインフレの進行具合がゴールドの動向に影響を与えるだろう。
【ゴールド/日足】
デイトレード戦略(1時間足)
ゴールド相場の1時間足チャートを分析する。現在、2つの下降トレンドラインが描画でき、安値切り上がり型のダブルボトムを形成している可能性がある。
米CPIの結果により、インフレの鈍化が確認されれば、2016ドルの支持線が崩れる可能性が高い。米CPI発表までのレンジ相場が継続すると予想する。
デイトレードでは、米CPIまで様子見する方針としたい。インフレ鈍化が明らかになり、ゴールドが下方向に進行すれば、流れに乗ることを考えたい。その場合、下値第一目標は2006ドル、第二目標は2000ドルを設定する。
サポート・レジスタンスライン
今後、考慮すべきサポート・レジスタンスラインは以下のとおり。
2016ドル・・週足単位の支持線
2006ドル・・月足単位の支持線
【ゴールド/1時間足】
市場センチメント
XAUUSD 売り:52% 買い:48%
本日の重要経済指標
経済指標やイベント日本時間ECB経済報告18:00米コア消費者物価指数22:30
Shu Fujiyasu Jr.(シュウ・フジヤス・ジュニア)
認定テクニカルアナリスト(CMTA)取得
国際認定テクニカルアナリスト(CFTe)取得
金融機関向けテクニカル分析レポート執筆者。自身も毎日FX・CFDトレードを実践しており、現役トレーダーによる実際の取引に役立つ情報を提供。事前に知っておきたい相場の流れ、注目の通貨ペア、意識されやすい価格帯、ファンダメンタルを詳細かつ簡潔に解説。
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