原油が急騰中、イスラエルがイランを先制攻撃【2025年6月13日】
ファンダメンタル分析
原油が急騰中、64ドルから75ドルに一時上昇
イスラエルがイラン核施設を先制攻撃
米国は大使館や軍関係者の家族の退避を通達
原油テクニカル分析
原油は急騰した。わずか3日程度で63ドルから76ドルまで急騰。背景となっているのが中東情勢の緊迫化。イスラエルがイランを先制攻撃したというニュースが伝わり、原油の供給不安から一気に上昇した。イランが海上封鎖を実施する報復に出る可能性もあり、不安が広がっている。イランが反発するのは必至で、イスラエルは非常事態宣言を発布。
テクニカル的には61.8%ラインで反落しており、利益確定売りの動きが出ている。50%に該当する71ドル、38.2%に該当する38.2%までは下落する可能性がある。地政学リスクの場合、一時的な上昇となる傾向があるが、今回もそうなるかは予想がつかない。
安値圏で逆ヘッドアンドショルダーが完成しており、上昇は徐々に一服すると考える。
原油/日足
ゴールド(XAUUSD)
ゴールドの日足チャートを分析すると、52日移動平均線が支持線となっており、トライアングルを上方向へブレイクアウト。エクスパンションの61.8%が抵抗線として意識されている。61.8%に該当するのは3450ドル付近。
史上最高値は3500ドルであり、継続のトライアングルをブレイクしたことを考えると、最高値更新を目指す可能性が高いと考える。具体的には100%に該当する3660ドル付近だろう。
ゴールドは押し目買いで臨みたい。
ゴールド/日足
本日の重要経済指標
| 経済指標やイベント | 予定時刻 |
| --- | --- |独・消費者物価指数(CPI)15:00米・ミシガン大学消費者信頼感指数23:00
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