ドル円は一時上昇も152円にタッチせず、米消費者物価指数に注目【2024年4月10日】
ファンダメンタル分析
本日は米CPIが発表予定
米利下げ観測が徐々に後退、CPIが上振れれば9月の利下げ開始も危ういか
ドル円は151.94円に上昇するも、152円台にタッチできず
ドル円テクニカル分析
ドル円の日足相場はほとんど変動していない。昨日、152円に近づく場面もあったが、151.94円で反落してしまい、152円台を試すことができなかった。151.50円以下もだんだん固くなってきており、経済指標などの要因で152円台に飛ぶ可能性がある。
本日は米インフレ指標である米CPIが公表される予定であり、ドル円はボラティリティが高まりそうだ。日足RSIは60で推移しており、安定的な上昇を示している。
【ドル円/日足】
デイトレード戦略(1時間足)
ドル円の1時間足チャートを分析する。ドル円は151.90円台から151.70円台に反落している。151.90円台をキープするだけの買い注文がなかったのだろう。しかし、1時間足の200MAで反発した。
151.50円以下もやや堅くなっている印象があり、一定の買い注文がありそうだ。200MAを割るか割らないかで方向感が決まりそうである。RSIは48となっており、やや下落基調である。
デイトレード方針としては、151円台の前半で買い、152円手前で買い戻りのレンジ戦略がいいと思われる。前回の安値150.85円を割れば、ストップトスして様子見したい。また、CPI発表直前はトレードを控えたい。
サポート・レジスタンスライン
今後、考慮すべきサポート・レジスタンスラインは以下のとおり。
151.94円・・直近高値
151.58円・・1時間足の200MA
151.15円・・レンジ下限
【ドル円/1時間足】
市場センチメント
USDJPY 売り:68% 買い:32%
本日の重要経済指標
経済指標やイベント日本時間日本企業物価指数8:50NZ政策金利11:00米コアCPI21:30カナダ中銀政策金利22:45FOMC議事要旨翌3:00
Shu Fujiyasu Jr.(シュウ・フジヤス・ジュニア)
認定テクニカルアナリスト(CMTA)取得
国際認定テクニカルアナリスト(CFTe)取得
FXや先物取引の第一線で20年以上の経験を持つ現役トレーダー。ファイナンシャルプランナーの資格保有者。電話取引の時代から取引を実践し、最近では裁量トレードから自動売買まで、幅広い手法で相場に挑み続ける。MAMトレーダーとしても実績を積み、投資家の資金を預かり運用。金融機関向けに記事を執筆するなど、トレードの枠を超えて活躍。長年培ってきた経験と独自の視点で相場を分析し、投資家の頼れるパートナーとして、時代の変化に柔軟に適応しながら、共に成長していくことを目指す。
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