米国債格下げもドル高、ユーロドルは大幅下落【2023年8月3日】
ファンダメンタル分析
格付け会社フィッチが米国債格付けを引き下げ、株価は大幅安
米ADP雇用統計は市場予想を上回る、労働市場の強さを示唆
イエレン財務長官は米国債格付け引き下げに対し異議を唱える
ユーロドルテクニカル分析
ユーロドルの日足チャートを分析する。7月中旬から下落基調が継続していたが、直近の安値を昨日更新したことでダウ理論による下落トレンドが発生した。上昇トレンドの終了を意味し、再びレンジ相場内に押し戻された。大きな視点で見ると、主要上昇トレンドラインを上回っているため、反発する可能性も考えられる。しかし、米債格付けの引き下げにより、安全資産の需要増加でドル高となっており、ユーロドルには下落圧力が掛かり続けることになる。
【EURUSD/日足】
デイトレード戦略(1時間足)
1時間足を分析すると、ユーロドルは緩やかに下落しており、下落チャネルを描画できる。執筆時点ではドル全面高相場となっているため、下落しやすい。そのため、ユーロドルも戻り売り戦略が良さそうだ。下落チャネルの上限ラインで戻り売り、チャネル下限ラインで買い戻しをイメージする。
目先の下落目安は1.085ドルを予想する。1.085ドルは日足の主要な支持帯であるため、手前でポジションは決済したい。
サポート・レジスタンスライン
今後、考慮すべきレジスタンスラインは以下のとおり。
1.10ドル・・ラウンドナンバー
1.085ドル・・日足の支持帯
【EURUSD/1時間足】
市場センチメント
EURUSD 売り:37% 買い:63%
本日の重要経済指標
経済指標やイベント日本時間英政策金利発表20:00米失業保険申請件数21:30米ISM非製造業指数23:00
※当記事内のトレードアドバイスは、ミルトンマーケッツからのものではなく、国際認定テクニカルアナリストShu Fujiyasu Jr.(シュウ・フジヤス・ジュニア)からの提供となります。
執筆者
Shu Fujiyasu Jr.(シュウ・フジヤス・ジュニア)
認定テクニカルアナリスト(CMTA)取得
国際認定テクニカルアナリスト(CFTe)取得
金融機関向けテクニカル分析レポート執筆者。自身も毎日FX・CFDトレードを実践しており、現役トレーダーによる実際の取引に役立つ情報を提供。事前に知っておきたい相場の流れ、注目の通貨ペア、意識されやすい価格帯、ファンダメンタルを詳細かつ簡潔に解説。
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リスク免責事項
本分析は教育目的のみであり、投資助言ではありません。外国為替およびCFD取引には大きなリスクが伴い、すべての投資家に適しているわけではありません。過去の実績は将来の結果を示すものではありません。
This analysis is for educational purposes only and does not constitute investment advice. Trading forex and CFDs involves significant risk and may not be suitable for all investors. Past performance is not indicative of future results.