ユーロドルは下落、米経済指標が良好でドル高相場に【2024年4月2日】
ファンダメンタル分析
米ISM製造業指数が市場予想を上回る
6月の米利下げ確率が50%を割る、高金利継続を見込んでドル高が進行
ドル円は151円台に上昇、ユーロドルやポンドドルは下落
ユーロドルテクニカル分析
ユーロドルの日足チャートを分析する。ユーロドルは下落しており、1.075ドル付近で推移している。ボリンジャーバンドの-2σ線が支持線として機能しており、下落の勢いは若干緩んでいる。
米経済指標の結果が良好だったことを受けて、6月の利下げ確率が後退した。米経済が弱まらない以上、利下げする理由がなくなる。為替相場はドル高への動きが鮮明になり、ユーロドルだけではなくポンドドルも下落。ドル円は上昇している。
ユーロドルのMACDはヒストグラムが谷を形成している。次の支持線である1.0709ドルを目指して下落する可能性が高いと予想する。
【ユーロドル/日足】
デイトレード戦略(1時間足)
ユーロドルの1時間足チャートを分析する。ユーロドルのADXは35となっており、-DIも35となっていることから下落基調が強まっていることが示唆される。ドル高が鮮明になっており、イースター休暇明けのボラティリティ上昇も重なって、トレンドに勢いが出る可能性がある。
積極的に取引したい週だ。今週は重要経済指標である米雇用統計が予定されている。
ユーロドルは1.0709ドルを目指して下落する展開を予想したい。デイトレード方針としては、1.0735ドル付近で成行売り、1.0709ドルで買戻しを考える。ストップはやや厳しめに設定して1.0750ドルとしたい。ドイツの消費者物価指数の発表で動きがありそうだ。
サポート・レジスタンスライン
今後、考慮すべきサポート・レジスタンスラインは以下のとおり。
1.0709ドル・・主要な支持線
【ユーロドル/1時間足】
市場センチメント
EURUSD 売り:17% 買い:83%
本日の重要経済指標
経済指標やイベント日本時間豪金融政策委員会議事要旨9:30ドイツ消費者物価指数21:00JOLT求職23:00FOMCメンバーコメント翌1:00
Shu Fujiyasu Jr.(シュウ・フジヤス・ジュニア)
認定テクニカルアナリスト(CMTA)取得
国際認定テクニカルアナリスト(CFTe)取得
金融機関向けテクニカル分析レポート執筆者。自身も毎日FX・CFDトレードを実践しており、現役トレーダーによる実際の取引に役立つ情報を提供。事前に知っておきたい相場の流れ、注目の通貨ペア、意識されやすい価格帯、ファンダメンタルを詳細かつ簡潔に解説。
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