ドル円は上昇を続ける、米高官が利上げ可能性に言及【2024年5月29日】
ファンダメンタル分析
米10年債利回りが上昇、ドル円は157円台に
ドル円は緩やかな上昇基調、157.70円を目指すか
ミネアポリス連銀総裁は利上げの可能性を完全に排除しないとコメント
ドル円テクニカル分析
ドル円の日足チャートを分析する。ドル円は157.19円の直近高値を上回り、157.35円付近で推移している。昨日、米10年債利回りが大幅上昇し、ドル買いが強まった。日本の長期金利も1.0%を超えるなど、緩やかな上昇を続けているものの、効果は限定的となっている。
ミネアポリス連銀総裁は利上げ可能性を完全に排除しないとコメントした。インフレ率が想定どおりになっていない以上、利下げには時間が掛かる見通しも示している。
ドル円は157.70円を目標に上昇すると予想する。ボリンジャーバンドの+2σ線付近が目標。ADXは44.9、+DIが32となっており、上昇トレンドが強まっていることが示唆されている。
【ドル円/日足】
デイトレード戦略(1時間足)
ドル円の日足チャートを分析する。ドル円は157.00円をブレイクアウトし、157.35円まで急騰。ストップロスによる買い戻しが入ったと推測される。短期的には月末を控え、リバランスの動きも発生しやすい。そのため、利益確定の売りなど、ボラティリティが上昇する可能性もある。
米消費者信頼感指数は予想を上回り、ドル買いが先行した。緩やかではあるが、ドル円は上昇を続けると予想する。
デイトレード方針は押し目買い。157.15円付近での押し目買い、157.70円での利益確定のイメージ。ストップは156.85円とする。
サポート・レジスタンスライン
今後、考慮すべきサポート・レジスタンスラインは以下のとおり。
157.70円・・日足の抵抗線
【ドル円/1時間足】
市場センチメント
USDJPY 売り:75% 買い:25%
今週の特集通貨ペア(GBPCAD)
ポンドカナダドルは動きが鈍くなっている。ボラティリティが低下しており、方向感を探っているようだ。ポンドカナダドルはロンドン時間以降に動くことが多い。昨日は原油が大幅上昇した。これはカナダドルにとって買い材料となる。
一方、ポンドについては高金利状態が7月まで続くとみているトレーダーも多く、押し目買いが根強い。そのため、ややこう着状態だ。原油が再度下落に転じれば、ポンドカナダドルも上昇の勢いが出てくるかもしれない。
本日の重要経済指標
経済指標やイベント日本時間FOMCメンバ-発言翌2:45
Shu Fujiyasu Jr.(シュウ・フジヤス・ジュニア)
認定テクニカルアナリスト(CMTA)取得
国際認定テクニカルアナリスト(CFTe)取得
FXや先物取引の第一線で20年以上の経験を持つ現役トレーダー。ファイナンシャルプランナーの資格保有者。電話取引の時代から取引を実践し、最近では裁量トレードから自動売買まで、幅広い手法で相場に挑み続ける。MAMトレーダーとしても実績を積み、投資家の資金を預かり運用。金融機関向けに記事を執筆するなど、トレードの枠を超えて活躍。長年培ってきた経験と独自の視点で相場を分析し、投資家の頼れるパートナーとして、時代の変化に柔軟に適応しながら、共に成長していくことを目指す。
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