ユーロドルは緩やかに上昇、明日未明のFOMC待ち【2025年6月18日】
ファンダメンタル分析
日銀は国債買い入れ額減額緩和、長期金利に配慮
FOMC待ちの相場、今後の利下げに言及か注目
ユーロドルテクニカル分析
ユーロドルはラウンドナンバーである1.150ドル付近で推移。一目均衡表では転換線をわずかに割っているものの、基準線は上向きとなっており、上昇傾向が継続。転換線は1.1502ドルであり、再度上回るかどうかに注目が集まる。
フィボナッチエクスパンションを見ると、61.8%で明確に反応しており、100%も反応していることから意識されていることが確認できる。161.8%に該当する価格は1.1685ドル付近であり当分の上値目安となりそうだ。
FOMCで利下げに言及すれば、ドル売りとなってユーロドルは上昇しやすいだろう。利下げに言及せずタカ派となれば、ドル買いとなり、ユーロドルは1.1350ドル付近まで下落する可能性がある。
ユーロドル/日足
デイトレード戦略(1時間足)
1時間足を分析すると、1.15ドルのラウンドナンバーが意識される。1.1475ドルまで下落した後、リターンムーブの動きが発生し、1.15ドルをわずかに上回っている。1.15ドルが抵抗線として機能していることが確認できれば、1.1350ドルを目指して下落する可能性がある。
デイトレード方針は戻り売り。1.1535ドルに売り指値、1.1385ドル付近で決済、1.1560ドルでストップとする。
ユーロドル/1時間足
サポート・レジスタンスライン
今後、考慮すべきサポート・レジスタンスラインは以下のとおり。
1.15ドル・・ラウンドナンバー
市場センチメント
EURUSD 売り:62% 買い:38%
本日の重要経済指標
| 経済指標やイベント | 予定時刻 |
| --- | --- |英消費者物価指数(CPI)15:00ユーロ消費者物価指数(HICP)18:00米新規失業保険申請件数21:30米FRB政策金利(FOMC)翌3:00米パウエルFRB議長 定例記者会見翌3:30
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